20分の8である。打率にすれば大谷翔平も口をあんぐりの4割バッターだ。
何が打率4割か。
明日28日いよいよ幕を開ける54期めの[守]講座。その教室をあずかる20名の師範代のうち、なんと8名がお笑い大惨寺出身なのである。大惨寺が姿を現してから1年を待たずに、川向うから師範代がぞくぞく誕生する「大惨寺時代」が到来した。境内の名物犬、デコピソもさっきから嬉しそうに尻尾を振っている。
編集には付きものの余白と追い込みをわが身に課すように、師範代準備中も大惨寺詣でを重ねていた粋な二人の作をチラリとご紹介しよう。
◆第237番:苦渋難題日「人類の三大発明」
殴られ屋・別れさせ屋・夜逃げ屋
その心は世界の平和の一助(燦々)◆第218番:地口附「高いもの・こと一切」
因幡の色うさぎ(ばたぴー)
どちらの作にも洒落っ気と色気がにじむ。ちょっぴりまぶされている毒気にも、人と人生を思う心持ちがある。
イシス編集学校が別世なら、大惨寺は別世の中の別世だ。別世を遊ぶ大惨寺出身の師範代たちは、54[守]に、どんな景色を持ち込んでくれるだろうか。
★まだ間に合う! イシス編集学校 第54期[守]★
稽古期間:2024年10月28日(月)~2025年2月9日(日)
詳細・申込:https://es.isis.ne.jp/course/syu
大惨寺への入り口は、この記事にありマス
文/豆炭、渦角
アイキャッチ/渦角
シン・お笑い大惨寺 遊夕番遊夕番
編集的先達:一休宗純、川上音二郎、椿三十郎、四方赤良。イシスと社会の狭間に生まれし「シン・お笑い大惨寺」。この河原から毎夕声を発するは人呼んで「遊夕番」。時には抜き身の刀のごとくギラギラと、時にはヌメヌメ艶っぽく、この世もわが身も笑い飛ばす。髑髏を蹴飛ばしオッペケペぇ、雨降らば降れ風吹かば吹け。
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