「べらぼう」見てないんですが、田沼意知がとうとうやられちゃったんですね。
風評に潰された親子のエピソードは現代の世相とも重なり、なんとも胸がふさがります。
一ノ関圭『鼻紙写楽』は、このあたりの話を巧みに取り込んで物語化しており秀逸。蔦重も出てくるし、この作品、「べらぼう」とだいぶ重なるんじゃないかなあ(見てないけど)。

「おっかけ!千夜千冊ファンクラブ」、ちぢめて「オツ千」のライブ動画 千夜千冊エディション編! ISIS花伝所の修了イベント恒例になった「オツ千LIVE」! 千夜坊主の林頭・吉村堅樹と千冊小僧・デザイナーの穂積晴明。『日本的文芸術』『面影日本』『サブカルズ』などを連打してきたオツ千コンビが今回は『少年の憂鬱』に取り組む。
千夜千冊エディション『少年の憂鬱』に松岡正剛の編集の本来を読み解くべし。花伝所の放伝生が取り組んだ図解を使って、20分の予定時間を大幅にオーバーして、永遠の少年二人がインタラクティブに、そして「生」でオツ千します。 発熱をおしてやってきた小僧・穂積は大丈夫か? 坊主・吉村の脱線少年エピソードは放送可能か? エディション『少年の憂鬱』をお手元に置いてご鑑賞ください。
「少年はこの世で一番わかりにくい哲学だ」と前口上で松岡正剛は語る。そのわかりにく哲学をいかに我がものにするのか。プラネタリーブックス『存在から存在学へ』の「少年の人工美学によせて」を補助線に、幼な心がなぜ大事なのか、少年が悪になるのはどうしてか、そして松岡正剛の本来とは何かをハイスピードで交わしていきます。いき過ぎ、やりすぎ、誤読、放送禁止もノーカットでお届けします。オツ千ショートバージョンのライブ、お楽しみあれ。
▼お便り募集▼
ゆるゆる千夜千冊伴走の「オツ千」の「オツ千目安箱」へお便りありがとうございます。「オツ千」への感想・質問、千夜千冊の気になるところ、まじめなお悩みも不真面目なお悩みも何でもお待ちしております! 坊主と小僧が心を込めてお答えします。
「お気に入りの千夜」を一夜も大募集! 投稿いただいた方からゲストでオツ千にご招待も。お待ちしていますー!
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吉村堅樹
僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。
【知の編集工学義疏】第1章 <編集の入口>をダイジェストする
松岡正剛を反復し、再生する。聖徳太子の「三経義疏」に肖り、第一弾は編集工学のベーステキストでもある『知の編集工学』を義疏する。連載の一回目は、第一部である「編集の入口」をテーマに「第一章 ゲームの愉しみ」を読み解き、「編集」のいろはを伝える。2022年講義のダイジェスト映像とともにご覧ください。
イシス編集学校の師範、師範代にしか公開されていなかった「伝習座」。その講義の中から、[守]の編集術の最後にあたる「情報の表現」について、吉村堅樹林頭が50分にわたって解説した動画をYouTubeイシスチャンネル限定で蔵 […]
吉村堅樹による用法3解説「Analogical way is Dynamic way」
イシス編集学校の師範、師範代にしか公開されていなかった「伝習座」。その講義の中から、編集術の骨法にあたる「情報の構造化」について、吉村堅樹林頭が50分にわたって解説した動画をYouTubeイシスチャンネル限定で蔵出し公 […]
【オツ千ライブ!】7/7 21時半より 1853夜 マルグリット・デュラス『モデラート・カンタービレ』配信
絶筆篇3夜目にして最短の千夜千冊がアップされました。なぜこの千夜千冊を松岡正剛が書こうと考えたのかは、編集長の解説で紹介されています。『愛人』のセンセーショナルな内容でも知られるマルグリット・デュラスとはどのような人物なのか。『モデラート・カンタービレ』でデュラスが描き出したかったことは何か? 小僧穂積が製作したデュラス年表と共にオツ千で交わしていきます。
【オツ千ライブ!】6/10 20時より 1770夜 ミシェル・セール『小枝とフォーマット』配信
千夜千冊パラダイス特集 ミシェル・セール『小枝とフォーマット』をライブでおっかけ! 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千! 松岡正剛からも、ぜひオツ千してもらいたい […]
コメント
1~3件/3件
2025-08-07
「べらぼう」見てないんですが、田沼意知がとうとうやられちゃったんですね。
風評に潰された親子のエピソードは現代の世相とも重なり、なんとも胸がふさがります。
一ノ関圭『鼻紙写楽』は、このあたりの話を巧みに取り込んで物語化しており秀逸。蔦重も出てくるし、この作品、「べらぼう」とだいぶ重なるんじゃないかなあ(見てないけど)。
2025-08-05
幼な心の不足を感じたら、昆虫の世界に分け入ってみるのがお勧め。そこには、小粋な読み替えや愉快な見立てを促すツワモノがひしめいている。
写真は、都市郊外でも見つかる巨大イモムシ、シンジュサンの幼虫のお尻。
2025-08-04
縁側で西瓜を食べた日が懐かしい。縦にカットすると見えないが、横に切ると見える世界がある。維管束の渦巻き模様が現れて、まるで自然の芸術。種はその周りに点在する。王道を行ってはいけない。裏が面白い。さて、西瓜の皮はどうする?僅か果肉を残して浅漬けにすると、香りと歯ごたえが何ともいえず絶品だ。