もて・つら・まい 感門団の三位一体

2019/09/05(木)12:30
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 「もてなし」「しつらい」「ふるまい」。日本のホスピタリティの三位一体である。

 講座の修了式である感門之盟を裏で支える感門団。団員たちは感門之盟ごとに、松岡校長が名づけたチームに分かれてロールを担う。その名づけに「もて」「つら」「まい」が活かされている。

 参加者のおもてなしを担当するのが「もて組」だ。受付や名札の準備、飲物・軽食のサーブ、会場のセッティングから客席案内までを担う。「つら組」は会場をしつらえる。ホールやホワイエの客席、ステージ、バナーの設営、それから本袋の準備、進行ケアにも駆けつける。「まい組」は、本番に振る舞う登壇者である。校長も学匠も番匠も師範・師範代も実は「まい組」の感門団である。

 もて・つら・まいの他にも、進行管理の裏方としてタイムキープ、マイクケア、テクニカルブースの映像・音声をつかさどる「意表連」。SNSやエディストに記事をアップする広報チームの「伝奏連」がある。写真、映像、デザイン、技術スタッフなどの経験者、ライティングやニュース記事に関心がある人は意表連や伝奏連にピッタリだ。


 9月7日は五反田DNP大ホールで第70回感門之盟が開催される。感門団員になる資格は突破以上。

  • 田中むつみ

    編集的先達:赤瀬川原平。アニメの声優、CMフォトの副編集長、女子大生にメディア情報学を教授していた経歴の持主。頷きの速さが通常の4倍速。野望は中高年のセカンドライフを再編集すること。

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コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。