20周年感門之盟 2Days開催!9/20&21 Edit Japan2020 

2020/09/10(木)09:45
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 いよいよ、イシス編集学校20周年の感門之盟がやってきます。

 

 今回はオンライン、しかも2日間開催。Edit Japanをテーマに掲げて、東京の本楼スタジオ(豪徳寺・編集工学研究所)を拠点とし、大阪の近畿大学アカデミックシアター、大分の耶馬渓ほか各地からの中継映像もお届けする予定です。そこにEdit Cafeも連動して、多重多層にみなさんを繋いでいきます。

 

 今期感門を迎える方々はもちろんのこと、編集学校が懐かしい貴方も、一度限りの20周年記念のこの場にどうぞご参集ください。松岡校長もお待ちしています。

 


イシス編集学校20周年 感門之盟

Edit Japan2020  〈開催概要〉


■日時:2020年9月20日(日)13:00~20:20

       9月21日(祝)10:00~19:20(予定)

■会場:ZoomおよびEdit cafe

■会費:5,000円(税別)、U-23:2,500円(税別) 23歳以下の学生

●内容:45守卒門式/44破突破式/33花放伝式/風韻講座十八座韻去式

    オンライン卒門・突破証授与/やきそば会(1期~同期交流会)

    SEIGOWの部屋/校長校話  ほか

■対象:イシス編集学校にご参加いただいた皆さま

■申込:イシス編集学校HPよりお申し込みください。

    https://shop.eel.co.jp/products/detail/245

*2日にわたるオンライン&インタラクティブ・スタイルです。

*編集工学研究所「本楼」スタジオを本局として近畿大学「アカデミックシアター」、大分県耶馬渓ほか各地中継映像とzoom、さらにEdit cafeが連動します。

*参加型お題によるプログラムもお楽しみ。

*多士済々のイシスメンバー、ゲストが登場!


※オンラインでのご参加となります。

※お申込みの方には事前にプログラム入り記念紙をご郵送します。

 9月13日までのお手続きにご協力ください。

◎お問合せ:イシス編集学校 学林局 es_event@eel.co.jp

 

 

松岡の書は人のために書く 感門準備10shot

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9月某日、今回の感門之盟に備えて何枚もの書を書く松岡校長。どこでどうお披露目されるかは当日までお楽しみに。

 

 

  • 後藤由加里

    編集的先達:石内都
    NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!

コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025