『性別が、ない!』新井祥
LGBTQなどという言葉が世間を席巻するはるか以前、このマンガによって蒙を啓かれた人も多いのでは?第一巻が刊行されたのが2005年のことで、この種のテーマを扱った作品としてはかなり早かった。基本的に権利主張などのトーンはほぼなく、セクシャルマイノリティーの日常を面白おかしく綴っている。それでいて深く考えさせられる名著。
第82回感門之盟もいよいよクライマックス、待ちに待った「冠界式」がはじまった。来月開講の第52期[守]基本コースで登板する師範代たちの教室名が一挙に発表される。校長・松岡正剛直筆の教室名カードとともに、唯一無二の教室名をどどどどっとお楽しみいただきたい。
▲冠界式直前に「その時」を待つ、初登板から3回目のベテランまで19人の師範代たち。いまの心境を尋ねると「はやく知りたいです!」「なんでこの登壇順番なんだろう」「どんな教室名でもありがたくいただきます」などの声があがっていた。
▲舞台にあがった師範代への教室名発表を「ドラムロール」で盛り上げたのは、師範代たちの”ご先祖様”ともいえる仁科玲子。まだ花伝所もない時代の第1期[守]コースで「白いバイエル教室」の師範代を務めた。学生時代はパーカッションに夢中になり、いまはギタリストでもある。












◎町田有理師範代/校長バージョン教室
◎野崎和彦師範代/はじき・おはじき教室





▲師範代代表スピーチで壇上にあがったのはカミ・カゲ・イノリ教室の内村放師範代。「1年前には想像もしてなかった場に立っている。イシス編集学校に入って最初の衝撃は基本コース[守]の「コンビニにないもの」というお題だった。その後もたくさんのさしかかりを連れてきてくれたのが「ないもの」だった。[守][破]ではたくさんの「不足」を抱えながら、仲間に引き寄せられるように言葉をつくっていくことで「ない」ものが新しい自分を生み出してくれた。そして[花伝所]で出会ったのは、「ないもの」が「方法」と交じることでものごとが前に進むこと。ここまで自分を導いてくれた「ない」という編集は、未知なる世界へ誘う「鍵」とも言える。これからも「ないもの」を見たことのない世界をひらく兆しととらえて、ありえない冒険に旅立っていきたい」
教室名カードを手にした新師範代たちの表情には、得体のしれないものが漲っているようだった。
52[守]は2023年10月30日(月)開講!新師範代たちが待つ教室への入口はこちらです▼
https://es.isis.ne.jp/course/syu
(テキスト・レイアウト:福井千裕)
(集合写真撮影:本城慎之介)
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
編集部が選ぶ2025年12月に公開した注目のイチオシ記事9選
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。 今回は2025年12月に公開された記事の中からおすすめするあの記事こ […]
編集部が選ぶ2025年11月に公開した注目のイチオシ記事5選
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。 今回は2025年11月に公開された記事の中からおすすめするあの記事こ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 2026年が始まりましたね。みなさんはどんな年末年始をお過ごしでしたか。エディットカフェでは編集稽古が繰り広げ […]
2026新春放談 其の陸 – ブレイクの鍵は「二次編集」と「個別ディレクション」にあり!
遊刊エディストの編集部がお届けしている新春放談2026、其の陸、最終回となりました。伝習座、感門之盟、多読アレゴリア、別典祭とさまざまな企画が連打された2025年を経て、2026年にイシス編集学校はどのような飛躍を目指し […]
2026新春放談 其の伍 – イシスの現場にJUSTライターは駆けつける
遊刊エディストの新春放談2026、今日は5日目、其の伍 をお届けします。JUSTライターチームから田中香さんと細田陽子さんのお二人が登場。イシス編集学校のリアルイベントの現場に立ち会い、その場で記事を書き上げる「JUST […]
コメント
1~3件/3件
2026-01-22
『性別が、ない!』新井祥
LGBTQなどという言葉が世間を席巻するはるか以前、このマンガによって蒙を啓かれた人も多いのでは?第一巻が刊行されたのが2005年のことで、この種のテーマを扱った作品としてはかなり早かった。基本的に権利主張などのトーンはほぼなく、セクシャルマイノリティーの日常を面白おかしく綴っている。それでいて深く考えさせられる名著。
2026-01-20
蛹の胸部にせっかくしつらえられた翅の「抜き型」を邪険にして、リボンのような小さな翅で生まれてくるクロスジフユエダシャクのメス。飛べない翅の内側には、きっと、思いもよらない「無用の用」が伏せられている。
2026-01-13
自らの体内から這い出したコマユバチの幼虫たちが作った繭の塊を抱きしめるシャクトリムシ。科学者は「ゾンビ化されて繭を守るよう操作されている」と解釈するけれど、これこそ「稜威」の極北の姿ではないだろうか。