【90感門】憧れの先達文庫を手にして

2026/03/22(日)16:18 img
img JUSTedit

「先達文庫をもらうことに、憧れていました」

 

先達文庫授与を終え、移動のために裏口から出てきた56[守]師範代たちに声をかけると、嬉しそうな声。皆、満面の笑みを浮かべている。4ヶ月の教室運営を終え、師範から感門表を受けとり、ほっと一息、というところだろうか。師範代たちの疾走は、贈られた本を読み進める時間とともに息を落ち着けていくのだろう。

 

「自分のための本って、嬉しいですね」

「あっ、優子学長からのメッセージ、それぞれ違うことが書いてある」

「康代学匠、こんなにたくさん書いてくださって・・」

 

冒頭に記された学長と学匠の言葉に手が止まる。教室で学衆ひとりひとりに言葉を手向け、主人を擬いてきた師範代が、感門之盟では言葉を贈られる客体になる。巻末には感門印。年に2度のこのイベントでこっそりと役目を果たすこのシルシは、これから師範代たちの本棚で長く静かに今後の編集の道しるべになっていく。

 

「しるし」が師範代たちに継がれていく

 

56[守]師範代は、全員が43[花]の放伝生。苦楽を長く共にして、揃いの印を手にした17名から、今後も目が離せない。

 

一番右、小名国仁師範代(ゆらぎロボ教室)は「実はこの本、三冊目です」と、まさに自分ど真ん中の本をもらったことに驚いていた

一番左の原田遥夏師範代(スクっと芍薬教室)は、「自分のプロフィールを掬った選書」と。互いに「その本読んでみたい!」と交わし合う。

グッビニ由香理(蓮華ソーソー教室)の受け取った小泉八雲の本について、杜本昌泰師範代(トージ瀬戸際教室)が「松岡校長もハーンの日本語を誉めていたよ」と一言。本があれば話題は尽きない。

 

  • 得原藍

    編集的先達:野尻抱影。師範代前から、未知のリアル編集コーチに挑戦。いまや師範をつとめながら、大学講師、理学療法士、公認心理師、地域で遊び場を出して子育てもする、片手で足りないポリロール。遊びと好奇心が大好物。

  • 【90感門】祝いの気持ちを身に纏って

    「感門之盟は、おしゃれしてきなさい」   松岡校長は感門前にかならずそう口にした。人間は、身体を持ったメディアである。それならば、その場・その時を読み替えて身に纏いたい。そんな思いで集まった感門Day2の指導陣 […]

  • 【90感門】Day2 鈴木康代学匠メッセージ

    本楼での感門史上最大の人数で迎えた56[守]卒門式。この熱気を受けとめるべく、鈴木康代学匠が壇上に立った。   「私たちは、実学ではなく虚学をやるべきだ」。56[守]特別講義の津田一郎さんのメッセージを引き合い […]

  • [破]の師範、55[守]の学衆となる

    学長の姿に肖って   三度、[守]講座を受講した。 一度目は、はじめてイシスに入門した39期[守]。 二度目は、一念発起して[花伝所]を放伝した直後の49期[守]。 そして今期、54[破]師範とダブル・ロールで […]