誰にでも必ず訪れる最期の日。
それが、どのような形で訪れるかはわからないが、一番ありえそうなパターンの一つが終末介護病棟での最期じゃないだろうか。沖田×華先生と言えば、自虐ネタのエッセイマンガでよく知られるが、物語作家としても超一流だった。深く死に向き合いたい方は、是非ご一読を。
(沖田×華『お別れホスピタル』)
本日2025年3月20日、ISIS co-missionミーティングが開催された。ISIS co-missionはイシス編集学校のアドバイザリーボードであり、メンバーは田中優子学長(法政大学名誉教授、江戸文化研究者)はじめ、井上麻矢氏(劇団こまつ座代表、エッセイスト)、今福龍太氏(文化人類学者、批評家)、宇川直宏氏(現”在”美術家、DOMMUNE主宰)、大澤真幸氏(社会学者)、鈴木健氏(スマートニュース株式会社 共同創業者 代表取締役会長)、武邑光裕氏(メディア美学者)、津田一郎氏(数理科学者)、鈴木康代氏(イシス編集学校 学匠)の総勢9名。エディストでは、ミーティングのラストを締め括った田中優子学長のメッセージをJUSTする。テーマは「イシス編集学校をどう伝えるか?」。
単一のものに向かっていくと「編集」ではなくなります。編集とは関係です。津田一郎さんのおっしゃる通り、「世界の情報を関係づけて命を吹き込むのが編集」です。
ということは、松岡正剛校長の言葉を並べたり、まとめているだけでは編集にはなりません。自分の命とどこが関係するのかをきちっと示さなければなりません。今日のco-mission(コミッション)ミーティングでは、「イシス編集学校には世界モデルがある」という話がよく出ましたが、それはイシスには血の通ったコミュニケーションがあるからです。
では、そのイシスをどうやって伝えるていけばいいのか。いま何が起きているか、この現場を伝えればいいんです。イシスではどういうやりとりがなされ、何が起こっているのか。一言で言えば、「相互編集」が起きている。こんな現場、滅多にありません。
そして、私たちは松岡さんのイメージを今はまだ共有できています。
しかし、大澤真幸さんの言うように、時間が経てば、夢のように忘れてしまいます。
だから、急いで仕掛けなければならないと思っています。もたもたしてはいられません。あまり壮大なことを考えるのではなく、すぐにできる方法を次々に現実にしていかなければなりません。
出版は今、準備中です。でも、これだけは足りません。宇川直宏さんのDOMMUNEのように毎日5時間は配信できませんが(笑)、映像メディアもどんどん使っていくべきです。
私は以前から、イシスにはドキュメンタリーが必要だと考えていました。なかなか言葉では表現し得ない、師範代と学衆の絶妙な関係を映像なら表現できるのではないでしょうか。
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:夢野久作
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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