『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
辞書が好きだ。言葉が好きだ。
でも、地味で孤独な趣味でしかない。
語彙不足に焦る。言葉を磨きたい。
でも、どうしたらいいかわからない。
実用的でない言葉が好きでたまらない人にとっても、実用的な言葉に不足を抱えている人にとっても、イシス編集学校はひとつの契機になる。1教室に約10名。ビジネスパーソン、学生、医師、経営者、主婦(主夫)、アーティストなどなど、年齢も職業も居住地域もさまざまな学衆が、編集という方法の秘密に触れるべく、全力で遊び学んでいる。
情報編集入門コース[守]では、既成の見方に凝り固まった情報を柔らかくほぐしていくことを学ぶ。ある情報を意味として言いかえられる集合のことを「意味のシソーラス」と呼び、ひとつの情報を多様に解釈する「言い換え」を駆使しながら、情報が他の情報と接続していくための糸口を見いだす。
面白いのは、それが編集”工学”であることだ。工学には方法論があり、再現性がある。私たちが己の好みや知識を最大限に活かせるよう、38のお題を通じて多様な連想・照合・発見の手続きを学ぶのが[守]だ。
今回のオンラインエディットツアーを担当するのは、師範の加藤めぐみ。中学生の頃に新明解国語辞典を通読して抜き書きノートを作った言葉マニア。このツアーのために数えた自宅の辞書は78冊、本業はIT企業のプロダクトマネージャー。
14日のエディットツアーでは、編集学校に入るとはどのような体験なのか、門前でためらう方に向けて、少人数でこっそりとお伝えする。参加費は無料、オンラインで金曜の19時スタート。記憶が飛ばない程度なら、手元にお酒を用意していただくのも大歓迎だ。ただし、未成年はノンアルコールで。
概要は以下のとおり、定員は10名・未入門者限定。
今すぐお申し込みください。
文:加藤めぐみ
アイキャッチデザイン:阿久津健
辞書と遊ぶ「ことば漬け」の夜。
言葉を愛してやまない人、言葉と出会い直したい人、編集学校が気になっているが踏ん切りがつかない人に向けて、節目の50守、入門ギリギリラストチャンスのエディットツアーを開催。
〇講師:加藤めぐみ(イシス編集学校師範/プロダクトマネージャー)
〇日時:2022年10月14日(金)19:00 オンライン開催
〇参加費:無料
〇対象:イシス編集学校が初めての方
〇推奨:お手元にお好きな辞書(Web上の辞書でも可)
〇お申込み:https://shop.eel.co.jp/products/detail/463
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
【申込開始】佐藤優が日本を語る「インテリジェンス編集工学講義 後半」映像公開!4/10スタート!
万巻の書を読む。難読古典を我がものとする。 松岡正剛、立花隆、池上彰、高山宏といった博覧強記と言われるものたちが、どのように本を読み、知を血肉化しているのか。誰しもが、その方法に関心をもつのではないだろうか。 &nb […]
【特報】大澤真幸の『〈世界史〉の哲学』最終論考 4/4(土)伝習座 無料生配信!
伝へて習はざるか。 千夜千冊996夜 王陽明『伝習録』では、『論語』学而の「伝不習乎」を引いて、「伝習」の意味を説いている。雛鳥が飛び方を学ぶように、人が真似て、何事かに集中していくことが「習」の字には込められている […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 弥生の月がやってきます。今年の3月3日は、皆既月食が見られるといわれています。20時頃からは、赤胴色になった月 […]
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田中優子の酒上夕書斎|第九夕 『日本文化の核心』(2026年2月24日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。