名古屋には、独特なノーマルを自負する文化があります。
ときに、それはフツーとか中途半端とか、魅力のない都市no.1とか揶揄されたりしますが、じつはこれは「やつし」の編集術だったのです。
「やつし」とは「やんごとなき」フォーマルな者が、あえて自らの正体を隠し、世間の目を外して見せる日本の重要な方法です。つまり一見ノーマルに見える名古屋は、じつはフォーマルの「やつし」だったのです。ニューノーマルが喧伝されている昨今、ますます重要なモデルとなりそうです。
そこでこの夏、名古屋から「ナゴヤやつし祭」と銘打ち、その一端を世界に宣言したいとおもいます。7月25日からスタートしたエディットツアースペシャル。すでに各地から編集祭りのお囃子が賑わしいですが、名古屋エリアからも満を持しての参戦です。
ナビゲーターは久野美奈子さん。“尾張名古屋は久野でもつ”と云われるくらいのイシス編集学校のレジェンド。そしてサポートにノリにノッてるイシス編集学校現役師範代の佐藤れーこさん。太鼓持ちにイシス編集学校のはぐれ者、小島伸吾が囃します。EX名古屋自慢の久野ワークセッション、目からウロコですよ。
「尾張萬歳」をご存知でしょうか。鎌倉時代に長母寺(名古屋市東区)から発祥した祝福芸です。お正月などに福の神を呼び
込むために鼓を打ち、祝言を唱える門付け芸能で、現在のお笑いのルーツとされています。じつは、これも〇〇の「やつし」なのです!? その〇〇とはいったい何でしょうか。ある奇妙なお祭りです。この答えは当日のワークで。
【EX名古屋】
『編集はええで、やっとかめ! ナゴヤやつし祭』
ナビ/久野美奈子、小島伸吾、佐藤玲子
8月18日(火)19:30~21:00
https://shop.eel.co.jp/products/detail/234
満月の夜、あなたのパソコンに90分間リモート門付けいたします!
小島
編集的先達:葛飾北斎。名古屋の旦那衆をつなげる面影座主宰。クセのある中部メンバーを束ねる曼名伽組二代目組長。本業は豆に定評のあるヴァンキコーヒーロースター代表。セイゴオ版画も手がける多才な情熱家。
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