『性別が、ない!』新井祥
LGBTQなどという言葉が世間を席巻するはるか以前、このマンガによって蒙を啓かれた人も多いのでは?第一巻が刊行されたのが2005年のことで、この種のテーマを扱った作品としてはかなり早かった。基本的に権利主張などのトーンはほぼなく、セクシャルマイノリティーの日常を面白おかしく綴っている。それでいて深く考えさせられる名著。
ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
ほんのれんvol.22の問いは、「問いはどこに隠れてる? 「あたりまえ」を引き剥がす」です。
問うことは、変化の起爆剤にもなりうる。
「どうせ決まりきってるんでしょ」という思考停止から脱け出す方法として、みんなで一緒に問いを考える「哲学対話」という活動が広がっています。
このムーブメントを牽引する研究者の永井玲衣さんによる著書『水中の哲学者たち』を読みながら、問いをもって対話することの可能性を考えてみます。
★ほんのれんでも、2025年からオンライン対話イベントを開催します! ※詳しくは記事最下部までスクロールください。
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「ほんのれん」オンライン旬会 第一回
1月22日(水)18:30-開催!!
https://honnoren-shunkai-2501.peatix.com
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ほんのれんラジオで取り上げたテーマと本をめぐって、編集部と一緒に語り合いたい方、ぜひご参加ください!
最近流行りの「哲学対話」ってなんですか?美しきベストセラー『水中の哲学者たち』(永井玲衣)に学ぶ、思考停止から抜け出すメソッド
エピソード
哲学対話に本を加えるとほんのれんラジオ/鷲田清一さん、ほんまなほさんの界隈をうろついていた/ローカルルールに則って/「結局人それぞれだよね、であきらめない」/関わり合いを拒否する壁、飛び越えていく/一番大事なのは、分かり合えることではなく、○○/とんでもない表現?そのもっと奥にある、切実のまなざしに注意したい/どうせ答えがあるんでしょ?というボク=わたしの一部/フランスのカフェで誕生した哲学対話/そういうものだ、という生暖かい絶望に身を委ねない/問いのラディカルなあり方/足元を崩していく兵器/「がしゃん」が聞こえる/対話はディアロゴス/語源を辿ると、ディアレクティック(弁証法)/誰がどんなことを言おうと、発言者は真理に貢献する人/ラジオを聴いてもぞもぞするのも、対話に参加している/いでよ、アンミカイモムシ
▼「問いはどこに隠れてる? 「あたりまえ」を引き剥がす」を考える
「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
(1)『世界を、こんなふうに見てごらん』日髙敏隆(著)集英社文庫 2013
(2)『水中の哲学者たち』永井玲衣(著)晶文社 2021
(3)『問いの編集力─思考の「はじまり」を探求する』安藤昭子(著)ディスカヴァー・トゥエンティワン 2024
(4)『問うとはどういうことか─人間的に生きるための思考のレッスン』梶谷真司(著)大和書房 2023
(5)『アブダクション─仮説と発見の論理〈新装版〉』米盛裕二(著)勁草書房 2024
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テーマごとにまとめてありますので、復習にも便利です。

編集工学研究所と丸善雄松堂が提供する「ほんのれん」では、オンライン旬会を開催します。毎月のテーマに沿って、その場で本やオリジナルテキストを読みながら対話するワークショップです。
本に触れたい、思考習慣をつけたい、対話して視野を広げたい、そんな方におすすめです。どなたでもご参加いただけます!イベント詳細やお申し込みは、こちらから。
<第一回ほんのれんオンライン旬会:「問いはどこに隠れてる?―「あたりまえ」を引き剥がす」>
◆日時:2025年1月22日(水)18:30-20:00(約90分)
◆実施方法:オンライン(使用プラットフォーム:Zoom)
◆申込方法 :Peatixページの「チケットを申し込む」よりお申込みください。
◆定員:30名(先着順)
1月27日(月)から3月23日(日)の2か月間、ジュンク堂書店 池袋本店1階にて「ほんのれんフェア」を開催いたします。
普段は一般販売していない、「ほんのれん」のオリジナル冊子『ほんのれん旬感ノート』や『百考本カタログ』を展示・販売しますので、ぜひお立ち寄りください。

ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2026-01-22
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