空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

イシス編集学校のキーワードは、「共読」です。イシス編集学校の世界読書奥義伝[離]を退院した4名が、ゆるふわ世界読書トークをお届けしている「ほんのれんラジオ」も、共読の実践です。
そして、2025年1月22日、ほんのれんは、いよいよイシス編集学校のみなさん「共読」する場をご用意しました。名付けて、ワークショップ「ほんのれん旬会」です。
ほんのれん旬会は、まったく新しい形の読書会ワークショップ。「問い」を手がかりに、90分で5冊の本に分け入って、参加者同士で対話していきます。自分の旬と誰かの旬が本と対話の力でまざりあう体験は、いつもの読書とはひと味違います。
ほんのれんラジオをお聞きのみなさんや、本好きのみなさん、イシス編集学校の汁講が楽しかったと思い出を持っているみなさん、ぜひお越しください。
<第1回のテーマ(問い)「問いはどこに隠れてる?―「あたりまえ」を引き剥がす」>
◆日時
2025年1月22日(水)18:30-20:00(約90分)
◆実施方法
オンライン(使用プラットフォーム:Zoom) お申込み後URLをお送りいたします
※当日は、カメラオンでお話が出来る環境でご参加ください
※安定したインターネット接続を確保のうえ、ご参加ください
※イベントの録画、録音はご遠慮ください
◆申込方法
Peatixページの「チケットを申し込む」よりお申込みください。
◆定員
30名(先着順)
◆持ち物
今月の「旬感ノート」(冊子版もしくはWeb版)
書籍 1冊
※Web版「旬感ノート」はお申込み後URLをお送りいたします。手元で書き込むワークがありますので、印刷をおすすめします。
※書籍は、事前に読む必要はございません。
<書籍について>
「ほんのれん旬会」では、お好きな本を一人一冊、お持ち寄りいただきます。今月の旬感本(以下リスト)もしくは、「今回の問いのヒントになりそうな本」・「ご自身が読んでみたい本」・「積ん読になっていたけど、この機会にチャレンジしてみたい本」 などをご自身でセレクトいただいてもOK!当日までに、一人一冊お手元にご用意ください。
<今月の旬感本> ※推奨本
・『水中の哲学者たち』永井玲衣(著)晶文社
・『世界を、こんなふうに見てごらん』日高 敏隆(著)集英社文庫
・『問いの編集力ー思考の「はじまり」を探求する』安藤昭子(著)ディスカヴァー・トゥエンティワン
・『問うとはどういうことかー人間的に生きるための思考のレッスン』梶谷真司(著)大和書房
・『アブダクションー仮説と発見の論理(新装版)』米盛裕二(著)勁草書房
エディスト読者のみなさんのご参加お待ちしています!
<主催者・お問い合わせ先>
【主催】丸善雄松堂㈱・㈱編集工学研究所
【お問い合わせ】丸善雄松堂ほんのれん事務局(hon-noren@maruzen.co.jp)
★これまでほんのれんが旬感本として取り上げた全110冊のタイトル一覧をつくりました! あの千夜本もじつは……
https://note.com/honnoren/n/n313b85de3a43
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-09-09
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豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。