飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

イシス編集学校のキーワードは、「共読」です。イシス編集学校の世界読書奥義伝[離]を退院した4名が、ゆるふわ世界読書トークをお届けしている「ほんのれんラジオ」も、共読の実践です。そして、ほんのれんは、いよいよイシス編集学校のみなさん「共読」する場をご用意しました。名付けて、ワークショップ「ほんのれん旬会」です。
ほんのれん旬会は、まったく新しい形の読書会ワークショップ。「問い」を手がかりに、90分で5冊の本に分け入って、参加者同士で対話していきます。自分の旬と誰かの旬が本と対話の力でまざりあう体験は、いつもの読書とはひと味違います。
ほんのれんラジオをお聞きのみなさんや、本好きのみなさん、イシス編集学校の汁講が楽しかったと思い出を持っているみなさん、ぜひお越しください。
<第1回のテーマ(問い)「問いはどこに隠れてる?―「あたりまえ」を引き剥がす」>
◆日時
2025年2月19日(水)
18:30-20:10 予定(約100分)
◆実施方法
オンライン(使用プラットフォーム:Zoom) お申込み後URLをお送りいたします
※当日は、カメラオンでお話が出来る環境でご参加ください
※イベントの録画、録音はご遠慮ください
◆申込方法
Peatixページの「チケットを申し込む」よりお申込みください。
◆定員
30名(先着順)
◆持ち物
・今月の「旬感ノート」(冊子版もしくはWeb版)
・書籍 1冊
※Web版「旬感ノート」はお申込み後URLをお送りいたします。手元で書き込むワークがありますので、印刷をおすすめします。
※製本された冊子版旬感ノートは、今だけ、ジュンク堂書店 池袋本店でお買い求めになれます!この機会にぜひ、実物旬感ノートを携えて、旬会にお越しください。
※書籍は、事前に読む必要はございません。
<書籍について>
「ほんのれん旬会」では、お好きな本を一人一冊、お持ち寄りいただきます。今月の旬感本(以下リスト)もしくは、「今回の問いのヒントになりそうな本」・「ご自身が読んでみたい本」・「積ん読になっていたけど、この機会にチャレンジしてみたい本」 などをご自身でセレクトいただいてもOK!当日までに、一人一冊お手元にご用意ください。
<今月の旬感本> ※推奨本
・『図説 「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)大塚 宏子(訳)原書房
・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著)創元社
・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳)講談社
・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社
・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳)花伝社
エディスト読者のみなさんのご参加お待ちしています!
<主催者・お問い合わせ先>
【主催】丸善雄松堂㈱・㈱編集工学研究所
【お問い合わせ】丸善雄松堂ほんのれん事務局(hon-noren@maruzen.co.jp)
★これまでほんのれんが旬感本として取り上げた全110冊のタイトル一覧をつくりました! あの千夜本もじつは……
https://note.com/honnoren/n/n313b85de3a43
★2/9には、ジュンク堂書店 池袋本店の開店前に潜入するイベントを開催!想像以上のお申し込みが。
【参加者募集】開店前の本屋に潜入!!2/9(日)朝9時〜ほんのれん編集部とジュンク堂書店 池袋本店で本を選ぼう!
★あの、松岡校長とも親しい知の巨人と、ほんのれん編集部が「恋バナ」を繰り広げているエピソードが配信されました。「これって恋愛?」シリーズスタートです!
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
「あの戦争」は私たちに関係…あるの?敗戦を忘れると環境問題が悪化する!?/『我々の死者と未来の他者』大澤真幸&『世代とは何か』ティム・インゴルド
ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました! イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。 ほんのれんvol.29のテーマは […]
「国」=武器と土地!?戦争の主体となる「国家」って何?/『国家を考えてみよう』橋本治(著)筑摩書房
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そもそも「戦争」って何? 国のために戦え…る?/『私たち の戦争社会学入門』野上元
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【特報】ほんのれんクラブ、ついに誕生!【多読アレゴリア・申込受付スタート】
多読アレゴリアに、ついに「ほんのれんクラブ」が誕生します。本日より、申込受付をスタートします。(2025年9月〜2026年3月まで、2期限定開講の予定です) 「ほんのれん」は、2023年4月にスタートした読書対話プログラ […]
コメント
1~3件/3件
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。