コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。

昨季14綴で、開講以来初の大幅なお題改編(「異端で異質。物語講座 14綴から、新たな冒険がはじまる」)を経て、さらにウキウキの止まらない物語講座。
世界を切り拓くアウトロー・イシス編集学校において、さらなる横超・凌駕を画策する異端異質なこの講座。新カリキュラム2季目を迎えて、ますますの充実です。
物語講座には、アウトプットとして「書く」方法の充実は当然のこと、凝り固まった思考を掻き回すためのインプット、「書きたい」ではなく「書かされる」感覚を味わうためのセレンディピティを生む仕掛け・メソッドが詰まっています。
「窯変三譚」では、3週間で「落語」「ミステリ」「幼い心」の3つのジャンルをついつい書き上げてしまう、異次元のスピードに翻弄されるドキドキ。
「トリガー・ショット」から生まれ変わった「トリガー・クエスト」は、個々人に合わせた選択式のお題のはずが、「選択しないですべてに回答」する強者まで現れるという、期待以上のワクワク。
そこからつながる「編伝1910」では、これまでの綴には選ばれてこなかった、歴史に埋もれた偉人たちに次々とスポットライトが当たるというゾクゾク。
さらに、リアル稽古「蒐譚場」では、しっかり読み込んできた自分の文叢名(物語講座における教室名)を形成する物語から、イソイソと新たな物語をグループワークで創作してしまうソワソワ。
お題改編…ということは、もちろん再受講も大推奨(割引あります!)。
イシスでは、もうやることがない? …いやいや、物語講座がありますよ!
一緒にもっと浮き浮きしましょう!
Info
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[遊]技法研鑽コース 「物語講座」第15綴
https://es.isis.ne.jp/course/yu-narrative
■期間 :2022年10月10日(月)~2023年2月5日(日)
ライブ稽古「蒐譚場」12月4日(日)
編集工学研究所(本楼)
■資格 :[破]応用コース修了者(突破)以上
■プログラム:窯変三譚/トリガー・クエスト/編伝1910
■お申込み :https://shop.eel.co.jp/products/detail/422
※再受講割引あり。
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小濱有紀子
編集的先達:倉橋由美子。古今東西の物語を読破し、数式にすることができる異才。国文学を専攻し、くずし字も読みこなす職能。自らドラムを打ち鳴らし、年間50本超のライブ追っかけを続ける情熱。多彩で独自の編集道を走る、物語講座・創師。
【受講者募集開始!】18綴 物語講座で世界を再編集する方法を学ぼう!
物語講座は、物語”を”編集することだけが目的の講座ではありません。 もちろん、物語が大好き、プロの物書きになりたい、[破]で面白かった物語編集術を極めたい。 大歓迎です。 実際、下記3つのお稽古を通して、誰 […]
リアルな師脚座は、ますます物語に満ちている【16綴物語講座への誘い】
9月3日(日)。 残暑どころか、まだまだ盛夏と見紛うばかりの熱気のなか、当期指導陣全員がイシス学林局に集合。 16綴師脚座は、久々に完全リアル開催と相成りました。 師範からの熱い厚いプログラムレクチャーはい […]
いざ、発見と構築の「物語」という方法へ【16綴物語講座への誘い】
先日、「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行ってきました。 展示は「人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する」という素晴らしい名言からスタートしたのですが、私の人生の師のひとりであるガブリエル・タルドの「す […]
14綴から新設された「トリガー・クエスト」の最後のお題が出題され、1週間後に参稿を控える12月4日(日)。 待ちに待ったリアル稽古「蒐譚場」は、今年もオンラインと本楼でのハイブリッド開催となった。 だが、南は石垣島から北 […]
すでに「物語講座四冠受賞の男【78感門】」で授賞式の顛末ごとお伝えしたように、受賞者本人も驚く間もないくらい、鮮やかな4冠で幕を閉じた14綴・物語講座。 さて、物語講座アワードの名物といえば、各プログラムや […]
コメント
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2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。