飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

へんしゅ 満面の笑みで笹に短冊を吊るしている男。イシス編集学校 林頭・吉村堅樹である。この短冊よーく見ると「イシス編集学校に入門者がたくさん増えますように」と書いてある。7月2日土曜日14時からのイシス編集学校 「ざくざく短冊学校説明会」はこの男が担当する。
イシス編集学校にざくざく入門してもらいたい、そんな願いを叶えるべく、パートナーに指名したのは、小学生時代クラッシュギャルズに憧れて女子プロレスラーを志したというバックトリップ教室の黒澤朋子師範代。3年ぶりに本楼に登場する織姫黒澤と彦星坊主吉村が、参加者のみなさんを天の川を渡して、編集の国へお連れしようというわけだ。
「ざくざく短冊学校説明会」(花伝所田中所長による命名)というからには、もちろん短冊も笹も本楼にばっちり用意されている。どのようにワークやお題に使われるのかはきてみてのお楽しみだ。灼熱の豪徳寺を超えて、本楼で一足早い七夕学校説明会へ。友人、家族へのご紹介、お誘いあわせのうえ、お申し込みを。7/2 14:00からの学校説明会、申し込みはこちらから。
◯ 学校説明会(ブックサロンスペース「本楼」開催)
15名様限定にて開催いたします。どうぞお早めにお申し込みください。
場 所:編集工学研究所 世田谷区赤堤2-15-3 [地図]
参 加 費:無料
吉村堅樹
僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。
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コメント
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2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
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2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。