外国語から日本語への「翻訳」もあれば、小説からマンガへの「翻案」もある。翻案とはこうやるのだ!というお手本のような作品が川勝徳重『瘦我慢の説』。
藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。
本を読んでもすぐに内容を忘れちゃう。最初から最後まで全部読まないと気が済まない。もっとはやく本を読めるようになりたい。そんな読書に関するお悩みをお持ちの方、いつもの「本の読み方」を少し変えてみませんか。
今回、橋本英人(編集工学研究所)が久しぶりに本楼エディットツアーに帰ってきます。みなさんの読書のお悩みに応えるべく読書術ワークを行います。読書を編集ととらえて、「読前・読中・読後」に分節し、本の内容のインプットからアウトプットまでをワークで体験してもらいます。
会場「本楼」の本棚空間もじっくりご案内。8月6日(日)、定員15名限定開催ですのでお早めにお申し込みください。
ワークでご紹介する読書法は松岡正剛の読書術。いつもの読み方を変えてみたい方、これからいろんな本に出会いたい方、本楼の本棚編集を見てみたい方、ISIS編集学校が気になる方など、ぜひご参加ください。
ナビゲーターを務める橋本英人が本楼の書棚編集についてご紹介しています。このユニークな本棚をぜひご自身の目でご覧ください。みなさんのご参加をお待ちしています。
動画内でご紹介している千夜は1493夜『知識の社会史』。本楼引越しプロジェクトの一端がご覧いただけます。
ナビゲーター:橋本英人
編集工学研究所主任研究員。研修トレーナーに制作指揮、広報からRoots Editingまで、編集工学にまつわる仕事の一切を爽やかにこなす、若き棟梁。近畿大学アカデミックシアタープロデュースをはじめ『探究型読書』の執筆など、本に関わるプロジェクトの経験も豊富。今春リリースされた「ほんのれん」の制作にも携わっている。チャーミングな鈍感力で万事乗り切る。函館の漁師家系で育った無類の貝好き。
本楼エディットツアー
本の読み方が変わる読書術ワーク
■日時:2023年8月6日(日)14:00-16:00
■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■費用:1500円(税別)
■人数:限定15名様まで
■対象:どなたでもご参加いただけます
■ナビゲーター:橋本英人(編集工学研究所)
テーブルコーチ:林朝恵(ISIS編集学校師範)
■お申し込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/576
会場「本楼」には、天井までびっしり2万冊の日本に関する本が蔵書されています。
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
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コメント
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2025-12-25
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