橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)

イシス編集学校は謎に包まれています。「わかりやすさ」が求められる時代、これだけ内容が「わかりにくい」オンライン講座もそうそうないでしょう。公式ホームページや遊刊エディストをくまなく読んでも、イシスの全貌はつかみにくい。なぜ、私たちは「わかりにくさ」を大事にしているのでしょうか。
2019年春に入門した福井千裕師範代は、イシスの謎に心惹かれて入門した一人です。webサイトには「世界でひとつの方法の学校」と書いてある。ぜんぜん意味がわからない。ということは、ここには何か自分の知らないことがウヨウヨしていそうだ――。そう感じて、思い切って飛び込んでみたようです。入門から4年。福井師範代は編集術が身に着くだけでなく、予想外の展開を面白がり、未知の扉をあけてみる勇気を手に入れたといいます。
2023年8月24日(木)19時30分から、イシス編集学校での学びを体験する「エディットツアー」を開催いたします。このエディットツアーでは、福井師範代はなぜイシス編集学校で学んだことで、仕事や家庭での取り組み方ががらっと変わったのか、実体験をまじえながらご紹介します。さらに、イシス編集学校で取り組む「編集稽古」を、ワークショップ形式で体験いただけます。イシスでは何が学べるのか、イシスに入門すると何が変わるのか。「わからなさ」にモヤモヤしているみなさんへの大きなヒントとなるはずです。
2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集ワークショップを開催いたします。どなたでもお楽しみいただける内容ですので、編集についての知識は必要ありません。お気軽にご参加ください。
■日時:2023年8月24日(木)19:30-21:30
■費用:1500円(税抜き)
■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■ナビゲーター:イシス編集学校師範代 福井千裕
■人数:10名様まで
■対象:どなたでもご参加いただけます
■内容:「本楼」の見学をしながら、イシス編集学校の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただきます。
■お申し込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/588
梅澤奈央
編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。
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コメント
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2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。