『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
蒐譚場と書いてシュータンバと読む。[破]の先にある講座ではリアル稽古を行うのがお決まりだ。[花]では入伝式、[離]では表沙汰、[風韻]は仄明書屋、そして[物語]講座は蒐譚場。
2019年11月16日(土)、叢衆、師範代、師範が本楼に集い、9時間半に渡って、物語を読み、物語を語り、物語を編んだ。蒐譚場から10シーンをお届けする。

「12綴、一回りして元に戻ってきました」
今期からお題の順番が物語講座創成期と同じになった。
明治学院大学でも非常勤講師として教鞭を執る赤羽卓美綴師から挨拶。

師範たちから自己紹介と共にメッセージが贈られる。
(左から)
10綴で叢衆だった森井一徳は、今期初の文叢師範として稽古を見守る。
「編伝1910」のリアル稽古を担当した大ベテラン 小濱有紀子師範。
最近、自身の稽古としてピアノを再び弾き始めたと明かしたのは福澤美穂子師範。
10月から大連に赴任している前原章秀師範は今日のために帰日。

師範代のナビによる叢衆たちの紹介。
北海道在住の岩野範昭師範代。北の国を思わせる物語を書いた叢衆に共感を覚える。

奈良在住で遊刊エディストでも活躍中の松井路代師範代。

43[破]師範代から続けて物語講座の初師範代を務める猿子修司師範代。

本茶会のために設えられた茶室「半想庵」に並べられた1910年関連の本たち。

師範・師範代のナビのもとグループワークを行う。
文叢を超えて入り混じり「編伝1910」のリアル稽古を行う。人と交わし合うことは、エディティング・モデルの交換である。

蒐譚場のワークショップでは同じ文叢の仲間と文叢名に肖った物語をつくる。
グループワークで出来上がった作品を発表する叢衆。

リアル稽古を終えたあと、ブビンガ上にディナーの品々が並べられた。
今日のメニューはキッシュ、ハーブチキン、海老とブロッコリーのサラダ、フレッシュ野菜のマリネ、そしてバケットと紅茶。

プログラムの最後は校長校話。
「編伝1910」の手がかりにしてほしいと1709夜『パンとペン』と794夜『ナンシー・キュナード』をあわせ読み。
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
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コメント
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2026-03-19
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目玉入道、参上。
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