私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

3月3日、嫋やかな桃の節句の朝。戦いの火蓋が切って落とされた。『遊刊エディスト』の読者が選ぶ、ハイパミュージアムのプラン。師範の応援メッセージも後押しをしたのだろうか、実に151名の方々に参加いただいた。投票してくださった方々に心から御礼申し上げる。
そして3月5日午前9時。投票が締め切られた。さっそく、本選に進む上位3プランを発表しよう。
●1位:つぐつぐアーク教室
「「シ」に出会うミュージアム」
若者の「死生観」を養うエッセンシャルなプログラム開発
~「死」に、文・理を超えた
多様な角度で向き合うミュージアム~
●2位:雑品屋クロス教室
ミュージアム名「ここからだ」
古来に目覚め、未来へ向かう
~からだの編集可能性を社会に発信するミュージアム~
●3位:分針タンブール教室
ミュージアム名「らくがき・ザ・ワールド」
らくがきタウン物語
~新しいライフスタイルを描く街づくり~
投票ではコメントもたくさんいただいた。
・だれにも関わりがあるのに、みんな忘れていることだから
・からだこそ一番身近な自然で謎。どんなにテクノロジーが発達しても身体からは離れられないから探究したい
・自由という不自由を楽しんでいく幼心を思い出しました
などなど。「本当に作ってほしい」「こういう場所がほしい」というコメントもあり、プランニング編集術がお稽古からリアルワールドへの接点であることを実感する。
本選ではリアルにプレゼンテーションが行われ、優勝者が選ばれる。ここから一週間、本選に向け、各プランのさらなる練り上げが進む。
本選は、第75回感門之盟2日目、3月14日(日)15時20分~(予定)。
投票結果の最後の行方をぜひ見届けてほしい。
相部礼子
編集的先達:塩野七生。物語師範、錬成師範、共読ナビゲーターとロールを連ね、趣味は仲間と連句のスーパーエディター。いつか十二単を着せたい風情の師範。日常は朝のベッドメイキングと本棚整理。野望は杉村楚人冠の伝記出版。
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コメント
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。