世界宗教が生まれたのは、脳と都市が大きくなったから?ロビン・ダンバー『宗教の起源』が、めっちゃおもしろい。

2026/01/24(土)06:00 img
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ほんのれんvol.34のテーマは、「信じるものは救われる?分断時代の宗教モンダイ」。

今回は科学的アプローチで「宗教の起源」を読み解く本をご紹介!世界宗教はなぜ同時期に一斉に発生したのか???

 

世界宗教が生まれたのは、脳と都市が大きくなったから?ロビン・ダンバー『宗教の起源』が、めっちゃおもしろい。

 

▼目次
ふと「見えない存在」を感じる瞬間/アニミズム感覚と体系的宗教のギャップ/進化心理学で宗教を読む/「ダンバー数」/教義宗教=真理が開示される宗教/タブーに挑んだ本/人が多いと揉め出す/共同体サイズが問題/「社会脳仮説」=社会集団の大きさと脳の大きさに相関関係がある/人間本来の集団規模=150人/不自然な社会/親しさのグラデーション/一緒に生きるための仕組み/集団規模と暴力の相関/紀元前1千年紀(枢軸時代)に同時発生/亜熱帯地域に集中する大規模宗教/亜熱帯→人口急増/BC2000年の温暖化/「メンタライジング能力」/人智を超えた世界の共有/身体の進化も必要だった/脳と喉と言語/グルーミング(毛繕い)とエンドルフィン/笑う、歌う、踊る、物語、宴、宗教儀式/同期させる方法/多元主義に必要なメンタライジング?/信仰フィルターは突破できるか/個人にとっての宗教と社会にとっての宗教/ルールなのか、世界観なのか/社会結束の進化過程

▼今月の旬感本

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『福音派─終末論に引き裂かれるアメリカ社会』加藤喜之(著) 中央公論新社 2025
『宗教対立がわかると「世界史」がかわる』島田裕巳(著) 晶文社 2022
『宗教の起源─私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』ロビン・ダンバー(著) 小田哲(訳)長谷川眞理子(解説) 白揚社 2023
『宗教とデザイン』松田行正(著) 左右社 2023
『宗教と日本人─葬式仏教からスピリチュアル文化まで』岡本亮輔(著) 中央公論新社 2021

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/