孤食は究極の贅沢だった!?『食客論』で考える、寄生者としての私たち

2025/10/26(日)06:00 img
img LISTedit

ほんのれんvol.31のテーマは、”今日なに食べる? 「食=商品」を問いなおす”。

 

孤食は究極の贅沢だった!?『食客論』で考える、寄生者としての私たち

 

▼目次
告知/ほんのれんクラブオフ会/ご飯はみんなで食べるのが好き?一人で食べるのが好き?/食客とは/「君が何を食べるか言ってごらん。君が何者であるか当ててあげるから」/コンビニのレシートでその人の社会的属性がわかる/食卓の快楽/孤食は特権だった/ここでいうパラサイトとは/呼吸は共食いの原初形態である/目黒に8.8メートルのサナダムシがいる/土壌を耕し続けるのが人間

▼今月の旬感本

•『食べる経済学』下川哲(著) 大和書房2021
•『フードテックで変わる食の未来」田中宏隆、岡田亜希子(著) PHP研究所 2025
•『「おいしさ」の科学一素材の秘密・味わいを生み出す技術』佐藤成美(著)講談社2018
•『食べる人類史一火の発見からファーストフードの蔓延まで』フェリペ・フェルナンデス=アルメスト(著) 小田切勝子(訳) 早川書房2010
•『食客論』星野太(著)講談社 2023

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/