コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。

毎月公開されるEdist記事は30本以上! Edist 編集部メンバーが厳選した、見逃せない ”今月の推しキジ” をお届けします。
このキジを読んでくださっている皆様の中で、毎月のイチ推しをPickする人として参加してみたい方はいらっしゃいませんか? 2023年、推しキジの歴史に、ご自身のコメントを刻んでみませんか。自薦・他薦を、お待ちしています。
では、今月のイチオシ、いってみよぅー!
◎遊刊エディスト編集部◎ 吉村堅樹 林頭, 金宗代 代将, 川野貴志 師範, 後藤由加里 師範, 上杉公志 師範代, 梅澤奈央 師範、松原朋子 師範代
2022年大晦日に放送されたヤマザキマリラジオに出演した松岡校長は、「わたしたちは、イギリスのEU離脱やトランプ政権のことなど、数年前の出来事を語れないどころか、すぐに忘れ去ってしまう」といった旨の話をしていました。
そして2023年も2月に入ったころ、こちらの記事を読んで、自分が去年のロシアのウクライナ侵攻を遠い過去のように思っていることに、恐ろしい気持ちになりました。中原さんは、侵攻の裏にある背景について、ヤマザキマリさんの安部公房論のキーワード「壁」をフィルターに、コロナや宗教なども重ねながら論旨展開されています。ありたい「壁」のあり方を「日本の障子や襖」に見いだされる中原さんのまなざしに、思わず姿勢をただして静かに読み耽ってしまいました。── 上杉 公志
マツコ’s plus One!🐶
筆が立つジャズシンガー・中原洋子さんの初書評!!!
⦿【ISIS BOOK REVIEW】芥川賞『この世の喜びよ』書評 ~ジャズシンガーの場合
⦿イドバタイムズ issue.17「編集初め」はにぎやかに~卯年お正月エディッツの会レポ
こどもたち対象の編集ワークショップお正月番スペシャルが紹介されています。私たち大人が感じる「正月らしさ」は安心するくらいにちゃんと感じるのに、子どもが楽しんで取り組める編集ワークが展開しているのが本当に素晴らしい。
『懸蓬莱図』の掛け軸の構成要素を三位一体に腑分けして子どもに渡すところなどは、表面を取り繕って表層的に簡単に見せるような手口とははっきりと一線を画しています。
それにしても気になるのは参加者の子が作った「舞い上がれ僕の凧とNHK」という俳句。あまりに意外な取り合わせて、多様な解釈が頭の中をぐるぐると回り出す、なかなかの「問題作」です。 ──川野 貴志
マツコ’s plus One!
こども編集学校について知りたい方は、
連載「イドバタイムズ 」を見よ!
⦿【田中優子の編集宣言】必要なのは編集力 自由への方法を獲得せよ
[守]の50期記念で開催された田中優子先生の「編集宣言」を阿曽祐子師範がJUSTレポートしてくださいました。
優子先生ご自身のイシス編集稽古体験と江戸時代を重ねながらのお話の中で、ハッとしたことがありました。
それは職業と身分が密接だった江戸時代の人が自由を求める方法として「名前を変えて幾つかの「場」に身を置くこと」を選んだということ。[守]で稽古する「たくさんのわたし」は江戸時代から連綿と続いていた方法なのだと思うととても勇気が出ました。記事を読んで、あぁ当日参加したかったと心底悔やみました・・。──後藤 由加里
マツコ’s plus One! 田中優子先生★特集!!!
🐶【新春企画★Quedist】田中優子さんインタビュー(1)ISISデビュー:広げるほど深くなる
🐶【AIDA】江戸時代にブルシットジョブはあったのか? 田中優子先生インタビュー
🐶田中優子さんの語る『情歴』の3つの読み【ISIS FESTA SP速報】
🐶「学校教育ができないことばかり実現している学校ですね」優子先生のエール!【78感門】
⦿【推しメン/14人目】編集者歴32年!アルク編集者・白川雅敏は、なぜイシス編集学校で師範を続けるのか
松岡正剛校長も注目の推しメン企画。ランキングでも上位に入る人気連載コンテンツである。ところがである。早々とランキングから消え去った推しメンがいた。[破]師範のラクダこと白川雅敏のインタビュー記事である。[守]、[花]、[破]と師範や番匠を歴任したベテラン師範だが、なんとなくイシスを続けているという、その不埒な態度が不評をかこったのかもしれない。こんなこと話して、破門かもしれないと恐れていた白川だったが、その心配は的中したか。推しメン記事としては異色となったエディスト。これをきっかけにラクダ浮上となるといいが、いかに。──吉村 堅樹
ラクダ:この話長くなりますがいいですか?
林頭:はい、面白く話してくだされば。
インタビュー中のこのやり取りに、クラっとクスっときたマツコでした。
で、ラクダはただのラクダじゃなかったという、たくさんのラクダを引き出した記事を執筆した梅澤奈央さんも、イチオシするにちがいない。ということで、見逃した方はぜひラクダに出遭ってみてね!
マツコ’s plus One!
ラクダ師範ってただものじゃないんだぞ
DUST王だからって、井ノ上シーザー、ちょっといじりすぎだぞ
🐶村上春樹へ取材の敏腕編集者・白川雅敏‐イシスの“らくだ”【前編】
🐶下を向くアフ感名幹事・白川雅敏-イシスの“らくだ”【後編】
みなさんのオシは、見つかりましたか?
以上、2023年1月の記事から、エディスト編集部の”イチ推しキジ” を厳選してお届けしました。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
田中優子の酒上夕書斎|第四夕『童謡画集』川上四郎(2025年8月26日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。見逃した方はぜひこちらの記事でキャッチアップを。 では、2025年7月に公開され […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
コメント
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2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。