編集とは何か? ー 吉村堅樹の編集解説#00

2025/04/12(土)18:03
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 「編集」や「イシス編集学校」について、吉村堅樹(イシス編集学校学林局 林頭)がミニ動画で解説をする「吉村林頭の編集解説」をイシス編集学校YouTubeで公開中です。


 

 第1回目はズバリ「編集とは何か?」について語ります。編集というと動画編集、画像編集、文章編集などが思いつきますが、イシス編集学校では編集をとても幅広く捉えています。編集とは?情報とは?編集術とは?今回は「編集」の入り口、基本の基本について解説をしています。

 

 ・「編集」はとても幅広い
 ・『知の編集術』に書いてあること
 ・情報の種類「データ」と「カプタ」
 ・編集と編集術と編集工学の違い
 ・編集はアウトプットを目指している
 ・私たちが普段行なっている4つの編集プロセスとは?

 

動画撮影・編集:林朝恵

 


 イシス編集学校 第55期[守]基本コース

 申込締切:2025年4月27日(日)

 稽古期間:2025年5月12日(月)~2025年8月24日(日)

 詳細・申込:https://es.isis.ne.jp/course/syu

 

 無料学校説明会(オンライン)開催中!

 日時:2025年4月25日(金)19:30-21:00

    2025年4月26日(土)10:00-11:30

    2025年4月26日(土)21:30-23:00

    2025年4月30日(水)19:30-21:00

 詳細・申込:https://es.isis.ne.jp/admission/briefing

 ISISエディットツアー全国開催

 編集稽古が体験できるワークショップを福岡で開催します!

 伸ばそう!発想力と企画力~珈琲の香りとともに〜
 日時:2025年4月20日(日)14:00-16:00
 会場:イエナコーヒー イベントスペース(福岡市中央区警固2-15-20)
 参加費:1,500円(税込)珈琲代込み *当日会場で現金にてお支払いください
 申込:https://shop.eel.co.jp/products/es_tour20250420


 

  • 後藤由加里

    編集的先達:石内都
    NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。