自らの体内から這い出したコマユバチの幼虫たちが作った繭の塊を抱きしめるシャクトリムシ。科学者は「ゾンビ化されて繭を守るよう操作されている」と解釈するけれど、これこそ「稜威」の極北の姿ではないだろうか。
編集学校の方法を子どもたちのために外へつなぐ。
「イドバタイムズ」は子どもフィールドからイシスの方法を発信するメディアです。
2021年4月10日にイシス子どもフィールドがプレオープンして1年がたつ。
七夕エディッツやお正月エディッツの会、オトナのための共読会、イドバタトークなど、イシスにひそんでいた動きが「会」として、ひとつ、またひとつと形になっていった。可能になったのは、子ども支局員やフィールドメンバーの[破]のプランニング編集術を共通の方法として持っているからだということが見えてきた。
「子ども×編集」に、さらに深入りしていきたいと考えるイシス人が、もっと場づくりの方法を磨き、腕をふるえる新ラウンジ「プランニングフィールド」が開く運びとなった。「庭」につづき、いよいよ子ども編集学校の本体の構想と実践に向かう。
プランニングフィールドでは、やりたいこと、目指したいところに応じて、3つのチームにわかれて、「よもがせわほり」メソッドの研鑽、実験場をしていく。
チームには、それぞれ別のミッション、ワーク、ゴールが設定されている。
ミッション、ワーク、ゴールは、BPTの言い替えでもある。
3つのチームは有機的につながっていて、もちろんすべてのチームメンバーを兼ねることもできる。
ワーク内容は最終的には参加者自身が組み立てに参画して、決めていく。
イシスでは初の試みとなるプランニング開放区。
イシス編集学校内のイベントだけでなく、それぞれが地域で開いている塾や学童保育の現場でのプラン実践につながることが狙いだ。
破のプランニング編集術に心を残している方、リアルな場でデコボコ編集ロードを歩み続けたい方、プランニングフィールドが鍵と鍵穴になるかもしれない。飛び込んでほしい。
★プランニングフィールド2022春★
◆ラウンジオープン期間:2022年4月~9月
統一テーマ:ゲーム
概要図:
https://eel-jp.box.com/s/qnd1369nhhvllo0nmqvdyedlfbn9n6it
◆3つのチーム
■ナビゲーターチーム
ミッション
・子ども向けのよみかき編集ワークや四季折々のエディッツの会の企画に関わり、ファシリテーターやテーブルコーチのスキルを身につけます。
・プランニングフィールド特典として、2022年2月27日のよみかき編集ワークショップの録画等を見ることができます。
・ナビゲーター同士のコミュニティという機能もあります。
ワーク(エディットカフェおよびオンライン)
・ワークショップの次第やルル三条、シナリオづくり
・模擬ワーク、リハーサル、本番への参加
・振り返りレポートまたは応用実践例プレゼンテーション
ゴール
・7月および8月のエディッツの会でのナビ登板または地域での実践
<学びの場のファシリテーションの腕を磨きたい方、2/27「よみかき編集ワーク」にご参加の方、ぜひ!>
■ゲームチーム
ミッション
・オンラインまたはリアルでできる編集ゲームのルル三条を考えます。
・エディッツの会等でゲームマスターとして進行を務めます。
ワーク(エディットカフェおよびオンライン)
・既存ゲームのリバースエンジニアリング
・ルル三条(とりわけツール)づくり、モデル化
・AチームとBチームにわかれて模擬
・リハーサル、本番への参加
・子供向けエディットツアーでのゲームマスター
・振り返りレポートまたは応用実践例プレゼンテーション
ゴール
・8月のエディッツの会で、新しいゲームを披露、実践。または地域での実践。
<ゲームが好きな方、「ゲーム×子ども×編集」イドバタトーク参加された方、ぜひ!>
■お題チーム
ミッション
・SNSで届く親子むけまたは子どもむけお題の仕組み構築に関わります。具体的には、モニターとして回答し、フィードバックをします。
・守の38番お題の「子どもバージョン」お題文を作っていきます。
ワーク(エディットカフェ、SNS、オンライン)
・月1回(予定)届くお題に回答
・守の38番研究。写真や画像を使った子供向けお題文づくり、各種ネーミング編集
・フィードバック、振り返り座談会(案)
ゴール
・すべてのお題に回答&フィードバック
・新しいお題文と回答例を3つ以上作り、お題ナビゲーターにもチャレンジ
<(参加無料の)子どもフィールドではお題をやりにくいという声を受けて仕組みを考えました。日常の中の編集遊び、ぜひ!>
◆参加費
6,600円(4月~9月)
◆お申込み・お支払い
編集工学研究所SHOP
https://shop.eel.co.jp/products/detail/384
※プランニングフィールドお申込みの方は、自動的にイシス子ども
フィールド(こちらは参加費無料です)にもご登録となります。
4月10日のキックオフミーティングまでにお申し込みください。
◆スケジュール
(変更の可能性があります。子どもフィールドの予定も含みます)
4月1日 プランニングフィールド2022春オープン、点呼
4月10日(日)10:00~12:00 キックオフミーティング ※録画共有可
希望チーム表明、ミッション共有
4月17日(日)ことば未満ラボ
4月後半 オトナのための千夜千冊共読会『ホモ・デジタリス』
5月 お題
第1回チームミーティング ※録画共有可(以降、随時開催)
「よみかきワークショップ」再会の会
6月 お題
オトナのための千夜千冊共読会
7月 お題
子どもむけ「よみかきワークショップ」
8月 お題
親子向けまたは子供向けエディッツの会「真夏のゲーム大会」
オトナのための千夜千冊共読会
9月 お題
振り返りレポートまたは応用実践プレゼンテーション
9月30日 プランニングフィールド2022春クローズ
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◆Q&E
Q.子どもフィールドとプランニングフィールドの違いについて
E.子ども編集学校を支える両輪です。
子どもフィールドは、子ども編集学校のいわば「庭」です。「子どもの育ち」や「編集」に興味ある人が誰でも広く集える場です。
プランニングフィールドは、子ども編集学校を作っていきたい方がワークをしながらプランニング力を研鑽し、実践していけるラウンジです。例えれば「企画室&職員室」であり、仕組みそのものの建築にもあたります。
Info

イシス子ども支局
神尾美由紀、長島順子、景山卓也、上原悦子、得原藍、浦澤美穂、吉野陽子、松井路代、石井梨香、野村英司
千夜千冊1540夜『想像力を触発する教育』
https://1000ya.isis.ne.jp/1540.html
窓口 kodomo@eel.co.jp
イドバタ瓦版組
「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。
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【よみかき探Qクラブ】ことば漬になって遊ぼう_秋メンバー募集中!
「よみかき探Qクラブ」では、ナビ役書民(しょみん)とクラブメンバー(Q人_キュート)が日々にぎやかに、「読み手」「書き手」になりながら、「よみ」「かき」の方法を探究しています。自らの読み書きを磨きながら、イシスの内と外 […]
よみかき探Qクラブ・ヒビ vol.1疲れすぎて読めない夜のために
多読アレゴリアよみかき探Qクラブでは「ヒビ」という文章が広がりつつあります。松岡校長の短信「セイゴオひび」に触発されて生まれたスタイルです。 書き手はふと触れた日常のひび割れをすかさず綴り、読み手はそれに誘発されてまた別 […]
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コメント
1~3件/3件
2026-01-13
自らの体内から這い出したコマユバチの幼虫たちが作った繭の塊を抱きしめるシャクトリムシ。科学者は「ゾンビ化されて繭を守るよう操作されている」と解釈するけれど、これこそ「稜威」の極北の姿ではないだろうか。
2026-01-12
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岡田敦『ユルリ島の馬』(青幻舎)
2026-01-12
比べてみれば堂々たる勇姿。愛媛県八幡浜産「富士柿」は、サイズも日本一だ。手のひらにたっぷり乗る重量級の富士柿は、さっぱりした甘味にとろっとした食感。白身魚と合わせてカルパッチョにすると格別に美味。見方を変えれば世界は無限だ。