発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

多読アレゴリアWEEKスタート!!!!!
12月2日のオープンに向けて、全12クラブが遊刊エディストを舞台に告知合戦を繰り広げます。どのクラブも定員に届き次第、募集終了です。すでに締切間近のクラブもいくつかあるので、希望のクラブに絶対入りたいという方はお早めの申込をオススメします!!!!!
よみかき探Qクラブのポイントは、本と親しむイチオシの方法、子ども向け・親子向け「よみかき編集ワーク」を体験したり、深めたりできることです。
12/11(水)21:00~22:00 よみかき編集ワーク体験会をオンラインで開催します!
好きな本、伝えたい本を持ちより、他にはない「読み」と「書き」を遊びましょう。
※この日、参加かなわない方には録画で共有予定です。
■「よみかき編集ワーク」とは…
子ども編集学校プロジェクトが開発し、本楼や図書館、学校や地域の交流施設などで行われてきた本と親しむワークショップです。
◎「好き」な本を自分の言葉で読み、方法を使って書くという他ではできないインプットとアウトプットを体験できます。
◎短い本の紹介文や帯文、ポップを作ります。読書感想文にもつながります。
◎カット編集術などのイシス編集学校の情報の型がベースになっています。ゲーム感覚で言葉を広げ、並べ替えることで、文章がラクに、楽しく書けるようになります。
よみかき編集ワークをナビする得原藍[師範]
オンライン開催時のレポートは「イドバタイムズ_11」で読めます
■これまでに届いている声
子どもたち向けの会、親子で参加できる会、リアルで、オンラインで、学校で、いろいろなスタイルで開催してきました。
子どもたちから
「連想が楽しかった!」
「書きかたがわかったので書いてみたいと思った」
「神!」
大人から
「うまくイメージを膨らませる言葉を子どもにかけられるヒントをもらった」
「大人にとってもためになる内容だった」
「アウトプットに抵抗感がなくなった」
たくさんの声が届いています。
<想像の翼をとめない>ことが、書くことを<楽しみ>に変える最大の秘密です。
連想を思いきり広げてから、伝えたい相手やシーンに想いを馳せ、要約し、創文に仕上げていきます。
このアプローチ、なぜかこれまでの学校の国語では方法化されてきませんでした。
文章がコンピューターで生成されるようになってきた今こそ、「編集」の出番だと捉えています。
■希望者にはナビになれる研鑽会あり
よみかき編集ワークは佐々木千佳局長を中心に子ども編集学校プロジェクトメンバーが開発にあたってきました。
新しい「読み方」「書き方」を、世の中に広める志をご一緒してくださる方のため、クラブでは体験にプラスして、ワークショップのナビゲーターになれる講座を1月、2月に開催予定です。
作文ワークや短歌ワークなどのさまざまなワークショップに応用可能です。地域での言葉のワークショップに関心のある方、どうぞお見逃しなく!
★多読アレゴリアよみかき探Qクラブ★
クラブ概要資料PDFはこちら
【定員】30名
【開講日】2024年12月2日(月)
【申込締切日】2024年12月1日(日)※延長しました
【受講費】月額11,000円(税込)
*2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。
1クラブ申し込みされた方にはクーポンが発行されますので、そちらをご利用の上、2クラブ目以降をお申し込みください。
【開催期間】2024冬 2024年12月2日(月)~2025年2月23日(日)以後順次決定
お申し込みはこちらから。「よみかき探Qクラブ」を選択してください。
https://shop.eel.co.jp/products/detail/765
文:松井路代
アイキャッチ画像:山内貴暉・吉野陽子
イドバタ瓦版組
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【よみかき探Qクラブ】メンバー募集中!8人の書民の横顔とたくさんのQ
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コメント
1~3件/3件
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。