56守で初登板される皆さまへキワメツキのサカイメ画像を。羽化が迫り、翅の模様が透けて見えてきたツマベニチョウのさなぎ。側面に並ぶ赤いハートマークが、学衆さんたちとの激しく暖かな交換を約束しております。
[離]総匠の太田香保が、文章編集、本、映画、音楽などについて気ままに綴るコラム「OTASIS」。書き連ねてきたシリーズを遊刊エディストの一隅に咲く寄せ植えのように、ひとまとめにしてお届けします。
必読 編集読本 編集を志す全ての者に捧げる本と編集に関するコラム。
千夜千冊交響曲 OTASIS-14
映画に恋して 本と同じくらい大好きな映画(ときどき美術)について綴ります。
♦本の映画の人間人形化計画 OTASIS-27 2022/02/26(土)
♦予告篇という愛すべき詐欺師たち OTASIS‐25 2021/10/28(木)
天使のエチュード OTASIS-10
エディスト的変奏曲 ピアノ奏者でもある太田香保の音楽紀行。

ピアノを弾くサル OTASIS-18
太田香保
編集的先達:レナード・バーンスタイン。慶応大学司書からいまや松岡正剛のビブリオテカールに。事務所にピアノを持ちこみ、楽譜を通してのインタースコア実践にいとまがない。離学衆全てが直立不動になる絶対的な総匠。
◆ショスタコーヴィチの戦争交響曲 銃が物を言うとミューズ(音楽の女神)は沈黙する。 このロシアの古い諺がお気に入りだったショスタコーヴィチは、そこに「この地ではミューズは銃と […]
■本のような映画・雑誌のような映画 松岡正剛はかつて「映画のように本をつくりたい」を口癖にしていた。ピーター・グリーナウェイがシェイクスピアの『テンペスト』を換骨奪胎した《プロスペローの本》を世に問うた時 […]
◆試験に出る松岡正剛 2021年末の「ほんほん」で松岡が明かしたように、いま『試験によく出る松岡正剛』という書籍の企画構成が着々進んでいる。 松岡の著作をつかった国語の試験問題が、2000 […]
予告篇はあくまで遠くの“夜店”のようにつくってほしいのだ。 松岡正剛 千夜千冊第182夜『三分間の詐欺師』より 映画の予告篇がおもしろい。予告篇を見るのが大好きだ。とくに大手シネコンなどでは、作品上映前に […]
先ごろの感門之盟のなかで、5月以降、編集学校の皆さんのご尽力によってにぎわってきた全国各地の「千夜千冊エディションフェア」の紹介をさせていただきました。そのラストに、じつは今回のフェアでもっともよく売れた本はブラッドベ […]
コメント
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2025-11-04
56守で初登板される皆さまへキワメツキのサカイメ画像を。羽化が迫り、翅の模様が透けて見えてきたツマベニチョウのさなぎ。側面に並ぶ赤いハートマークが、学衆さんたちとの激しく暖かな交換を約束しております。
2025-10-29
中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
2025-10-28
松を食べ荒らす上に有毒なので徹底的に嫌われているマツカレハ。実は主に古い葉を食べ、地表に落とす糞が木の栄養になっている。「人間」にとっての大害虫も「地球」という舞台の上では愛おしい働き者に他ならない。