「トレモロ―ン♪」とハルモニアする鐘の音。2020年2月2日(日)、編集工学研究所の学林堂にて細田陽子師範代(時鐘連音教室)と、橋本高志師範代(事代ハルモニア教室)の合同汁講が行われた。
細田師範代がリアル編集稽古のお題01番を出題。「自己紹介:奏でるワタシ わたしを楽器に喩えたら?」。一堂、あんぐり輪口になって、しばし無言のシンキングウォーキング。やがて、学林堂のテーブル囲んで、自己紹介のときがくる。その回答(以下、【シャンテ】)に、イシスのマダムこと師範・池澤祐子が歌アワセ・ツッコミする。
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一番手は、事代ハルモニア教室(以下、ことはる)のスピードマスター・杉林洋輔さん。教室では出題から1時間~2時間で回答しているつわもの。
【シャンテ】わたしはカラフルなピアノです。そのココロは、一見鮮やかだがその実、何をしているかわからない。
【マダム】無意識が意識化されるには、方法が必要ですね。お稽古つんで外を歩いて哲学しよう。ワープしてパリのシャンゼリゼへ! オニヴァ!
『オー・シャンゼリゼ』 by ダニエル・ビダル
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二番手は、ことはるのタンゴとインコをこよなく愛する北條玲子さん。
【シャンテ】わたしは、複雑怪奇なバンドネオン。そのココロは、マニアでマイノリティーなモノが大好き言葉を磨いて個性を表現していきたい。
【マダム】足さばきもすさまじく、皆既、回帰でタンゴの風にムセちゃいます。数寄ものの処方箋は、やっぱり恋心ね。ラムール~♪
https://youtu.be/5bK_wwVwJME
『恋心』 by 岸洋子
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三番手は、時鐘連音教室(以下:連音)の橋本萌(めぐみ)さん。大阪から夜行バスにノッテやってきた近畿大学4年生。4月からは社会人。
【シャンテ】わたしは、うわずりがちなアルトリコーダーです。そのココロは、成人してアルトの域まで来たが、まだまだ未知を行きます。
【マダム】音域を広げるには、やっぱり日々これ鍛錬よね。とはいえ、なるようになるさ!ってペギーさんもいってるわ。ケ・セラ・セラ。
『ケ・セラ・セラ』 by ペギー葉山
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四番手も連音の柳瀬浩之さん。編集稽古は仕事に使えると実感著し。
【シャンテ】わたしは、指揮者に憧れるコントラバスです。そのココロは、周りの人の魅力を引き出す存在でいたい。
【マダム】重低音渋いわね、引き立てることでボーン・ボーンって鈍色の耀き。セ・シ・ボ~ン♪
https://youtu.be/s3cE-dlBaxE
『セ・シ・ボン』 by 越路吹雪
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五番手は、ことはるの早川路子さん。豪徳寺で招き猫とも会ってきた。お仕事では、本まみれの日常です。
【シャンテ】私は音(キー)の少ない、子供の木琴です。そのココロは、この教室で、まだまだ自分にも伸びしろがあるなと気づけて、シロフォンになれる余地が見つかったからです。
【マダム】ヴィアン~♪ シロフォンになって打ってでましょ。そしてキカセルのです。アイのテ・ネコのテ。
『聞かせてよ愛の言葉を』 by 金子由香利
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おおとりは、稽古は締切に間に合わせるがモットー・ことはるの杉浦健さん。富士山の御膝元からやってきました。
【シャンテ】わたしは黒鍵ばかりのピアノです。そのココロは、基本ズレがちで、鍵盤の総数が少ない。編集稽古を通じて鍵盤の数を増やしたいです。
【マダム】アロウ。黒鍵のエチュードか。白い鍵盤のセカイがさくらんぼが実るころには、広がるダロウ。 BY紅の豚
https://youtu.be/k_aIkebqGfI
『さくらんぼの実る頃』 by 加藤登紀子
アラ? シンパ?
ウイ! サヴァ!
卒門まであと2週間というこの日、編集力の芽吹きを察知した鈴木康代学匠、和田めぐみ番匠、八田英子律師。カッと目を開き、互いに顔を見合わせた3人のアタマの中の吹き出しには「卒門は必然、進破は当然」の文字が踊り、そのシンパシーはECHOとなって響き合っていたはずだ。
OH OH YOUR ON FIRE
TO BE HA!HA!HA!
『ECHO』 by Little Glee Monster
池澤祐子
編集的先達:エディット・ピアフ。21守破エディット・ピラフ教室師範代で、ステージネーム アラ♪ピラフと名乗るシャンソン歌うたい師範。松丸本舗エディターのあと児童指導員に転身。子どもにイッケと親しまれる。登場はいつも「ボンジュール♪~」。
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