発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

編集力チェックとはイシス入門の扉。イシス史上もっともミニマムな編集稽古だ。たった「3分」の回答だけで、あなたの思考パターンや特徴、編集力がわかるというのだ。
この「編集力チェック」に複数の腕利きがいて、複数のお題があることを知っているだろうか? その担い手こそがイシスの三銃士。革命ビーナス・阿曽祐子、豪放師範・角山祥道、飛翔ファイター・紀平尚子、三銃士があなたの稽古を随伴をする。伝家の宝剣「指南」であなたが持つ編集力を射抜く。
明かせば3人とも「編集力チェック」をきっかけにイシスに入門。ライターが本職の角山は、驚きを隠さない。
「編集力チェックで想定外の連想を問われ、思いもよらない指南が届きました。発想やものの見方へのアプローチが想像の遙か上でしたね。自分が閉じたままにしていた扉を開けてくれるんじゃないかという手応えがあり、入門を決めました」
一方、編集とは無縁と考えていた紀平は、編集力チェックで前のめりに。
「コミュニケーション力をあげたいと思い、知人から紹介されたイシスのホームページを覗き、そこで見つけた編集力チェックを受けました。こんな言葉に包まれたいという気持ちになりましたね。途中で挫折するかもしれないけれど、入ってみようと」
阿曽は、エディットツアーを体験後すぐに、編集力チェックを受けた。
「好きなもの3つ答えるお題で、全て動詞で回答したことを師範代からダントツと褒められ、自身にとっての普通の中に自分ならではの方法があることを教えられて驚きました。人に色々なものを隠して生きてきたつもりが、指南を読んで隠せてなかったことに気付かされました(笑)」
編集力チェックからイシスの扉を開き、編集道を貫いてきた3人は今や稽古を向かい入れる立場へ。我こそがあなたの思考のクセを見抜いてやるぞと意気込み、決戦場に立っている。
「好きこそ編集の駆動装置!」(無料)
「空き地 de 編集力チェック」(無料)
「2024春・編集力チェック」(無料)
https://qe.isis.ne.jp/index/taiken001
「編集力」があれば、迫りくるどんな困難だって解決できる。仕事も世界もイキイキし出す。たった3分の稽古で、あなたの編集力をチェックしてはどうだろうか?ナビゲータはイシスの三銃士。華麗なる剣捌きならぬ「指南」で、あなたの隠れていた「編集力」を見つけてしんぜよう。
実は、阿曽、角山、紀平の3名は、新しく学ぶ皆さんを迎える、53[守]基本コースの指導陣の一員だ。53[守]では剣を鞘に収め、編集世界で一緒に戯れてくれることだろう。
構成・文/紀平尚子(53[守]師範)
アイキャッチ/角山祥道(53[守]師範)
★第53期[守]基本コース
稽古期間:2024年5月13日(月)~2024年8月25日(日)
申込はこちら
イシス編集学校 [守]チーム
編集学校の原風景であり稽古の原郷となる[守]。初めてイシス編集学校と出会う学衆と歩みつづける学匠、番匠、師範、ときどき師範代のチーム。鯉は竜になるか。
緊急開催!!! 特別講義「佐藤優の編集宣言」の読前ミーティング
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コメント
1~3件/3件
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。