【ほんのれんラジオ:物語05】この世界に意味なんてない!? 「神話」不足のいま、価値観ってどこからくる?ジョーゼフ・キャンベル『神話の力』を考える

2024/12/19(木)08:32 img
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ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!

イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。

vol.21の問いは、「なぜ、わかりあえないのか?それぞれの物語を越えて」です。

 

シリーズ5回目は、『神話の力』ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ(著)、飛田茂雄(訳)を読んで対話します。

ジョーゼフ・キャンベルの物語論・神話論は、映画「スターウォーズ」の土台になるなど、現代の私たちがもつ物語の型を明らかにしたと言われます。

一方で、いまの時代は神話を失った時代とも…。

「物語る動物」である私たちにとって、神話とは?

「神話なき時代」は本当か?

自分たちが気づかずにいる、無意識下で共有されている神話ってなんだろう?

アメリカと日本の文化を比べつつ、考えてみます!

 

エピソード

21-5. この世界に意味なんてない!? 「神話」不足のいま、価値観ってどこからくる?ジョーゼフ・キャンベル『神話の力』を考える

人類にとって物語とは何なのか/神話の定義…今生きているという経験/現代は脱神話 ギャングは迷える子羊たち?/エートス、語られざる文化的習慣、不文律/キャンベルさんの実践的神話生活とは?服装や名前すらも変えていた!/ピグミー伝説/神話の歴史浅すぎないか!/日本の古事記(7世紀)も最近では?/身近な神話/日本の神話 三柱と女系信仰/○○って神話だよね、と指摘するときのトゲトゲしさ/神≒価値体系の擬人化 勤勉がイイという価値観をフィギュアにすると二宮金次郎/パサージュする欲望/口癖エッセンス

 

 

▼エディスト記事執筆者のラジオノートを公開します!

ラジオって聞き流すのもいいし、じっくり考えながら聴くのもよきですよね。

ラジオ収録に同席した、本記事執筆者のノートを公開します。ラジオの復習や思考の手すりになれば幸いです!

 

 

 

 

 

▼「なぜ、わかりあえないのか? それぞれの物語を越えて」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!

(1)『ストーリーが世界を滅ぼす―物語があなたの脳を操作する』ジョナサン・ゴッドシャル(著)月谷真紀(訳)東洋経済新報社 2022
(2)『人はなぜ物語を求めるのか』千野帽子(著)筑摩書房 2017
(3)『神話の力』ジョーゼフ・キャンベル(著)ビル・モイヤーズ(著)飛田茂雄(訳) 早川書房 2014
(4)『他者と働く ――「わかりあえなさ」から始める組織論』宇田川元一(著)ニューズピックス 2019
(5)『断片的なものの社会学』岸政彦(著)朝日出版社 2016

 

 

 


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  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/