中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
ほんのれんvol.25の問いは、「”やる気”出さなきゃ?〜自分みがきor自分なくし〜」です。そもそも「やる気」ってなんなんだろう?『モチベーションの心理学』鹿毛雅治(著)『人生のレールを外れる衝動の見つけ方』谷川嘉浩(著)を読んで「やる気」とは何か考えていきます。
「やる気」、出さなきゃ?そもそも「やる気」ってなに?『モチベーションの心理学』『人生のレールをれる衝動のみつけかた」を読んで、やる気とは何か考えてみた。
エピソード目次
告知/新メンバーはぐはぐ/はぐはぐとの出会い/書店に並ぶ自己啓発本の多さ/「やる気」という言葉から何を連想する?/夏休み最後の一週間のやる気/「やる気」という言葉は辞書には載っていない/「モチベーション」という言葉から何を連想する?/宿題やる気ペン/「モチベーション」はネガティブな意味もある?/本を手に取る「やる気」本を読み続ける「やる気」/『モチベーション3.0』/「やる気」は封印/今月の旬感本5冊
・『アメリカは自己啓発本でできている-ベストセラーからひもとく-』尾崎俊介(著) 平凡社 2024
・『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか-バーンアウト文化を終わらせるためにできること-』ジョナサン・マレシック(著)吉嶺英美(訳) 青土社 2023
・『不合理だからうまくいく-行動経済学で「人を動かす」-』ダン・アリエリー(著)櫻井祐子(訳) 早川書房 2014
・『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』谷川嘉浩(著) 2024
・『「おのずから」と「みずから」-日本思想の基層』 竹内整一(著) 筑摩書房 2023
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-10-29
中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
2025-10-28
松を食べ荒らす上に有毒なので徹底的に嫌われているマツカレハ。実は主に古い葉を食べ、地表に落とす糞が木の栄養になっている。「人間」にとっての大害虫も「地球」という舞台の上では愛おしい働き者に他ならない。
2025-10-20
先人の見立て力にひれ伏すしかないと思って来た「墨流し」。戯れに、Chatさんに「蝶のスミナガシを別の見立てで改名するにはどんな名前がいいですか?」と尋ねてみて、瞬時に現れた名答に打ち拉がれております。