発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

「よみかき探Qクラブ」は、愉快に生きるための言葉・心・体をつくる方法をブラッシュアップし、伝えていく場です。ただいま、夏の読み・書き・学ぶ探Q人を大募集中です。
「読む」「書く」を続けるコツは、読み手がいること、書く場所があることです。
クラブはそんな場を目指しています。
そしてこのモデルを、家庭や学校、学びの場に広げていきたいと考えています。
よみかき探Qクラブは、ナビ役・書民(しょみん)が全16クラブ中最も多いのが特徴です!
書民の横顔を紹介します。
【凡例】①担当領域 ②今読んでいる本、これから読みたい本 ③これから書きたいこと
◆小心な面白がり屋な九天玄氣組組員・石井梨香
①8つのQ
②九天玄氣組20周年の雑誌づくりに向けて九州関連本を読んでいます。今日は「蒙古襲来」。
③やったことを書いて残したい。
◆プレーリヤカーをひく理学療法士・得原藍
①よみかき編集ワークナビ
②破の課題本を読み返し、ゆっくり『1984』ジョージ・オーウェル。『おおきな木』の原文・訳者違いで3冊並行読み→みなさんとやりたいです。
③「書く」ことそのものに向かわねば・・・と思いつつ、記憶のテプポを書きたいです。
◆ストレスがすぐに体調に表れる編集者・景山卓也
①かげやまヒビ
②『ケアと編集』白石正明
③2期で続けた日記「かげやまヒビ」も続けたいけれど、日記を生かしてエッセイを仕立ててみたい。
◆いよいよ本を作りたい編集かあさん・松井路代
①共読の部屋
②『あんぱんまん』『あんぱんまんとばいきんまん』『アンパンマンの遺書』やなせたかし
③全国あちこちのイシス人と会って話して、交わしたことを書きたい。
◆バンカーっぽいパタンナー・長島順子
①千夜千冊共読会ナビ
②百年文庫55『空』北原武夫、ジョージ・ムーア、藤枝静男
③人が服を作ってそれを纏うまでのプロセスをリバース・エンジニアリングした読みもの。
◆「こくご」は好きじゃないと言う小2の母・上原悦子
①コメント
②『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』今井むつみ、『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』大塚あみ
③仕事人としては、ことばが伝わることに関心があります。
家庭人としては、妨げられない学びに関心があります。
◆瀬戸内あたふたQAテスター・浦澤美穂
①コメント
②『科学コミュニケーション』岸田 一隆
吉野陽子さんは多読スペシャル「杉浦康平を読む」の師範代を務めるため夏ラウンジではお休みとなります。
〜〜
書民、クラブメンバーQ人ともに、それぞれにしっくりくるQの字で二つ名を持っています。
弓人、鳩人、求人、亀人、九人、休人、穹人、毬人、烋人、汲人、灸人、嗅人、急人、究人・・
これから、どんな未知のQに出会えるのか、とても楽しみです。
まりのように弾んで、あちらこちらに出没したい毱人・北條玲子さんの視点で見たクラブの景色です。
懐かしの48字新幹線電光ニュース短文モードです。
文学フリマにクラブ内のエッセイ連載とイドバタトーク。2025春のよみかき探Qクラブで、書く場所を発見!
Q人・北條玲子さん。感門之盟in京都にて
感門之盟では、書民とQ人、大人と子どもごちゃ混ぜで「おおきなかぶ」を演じた
求ム!愉快な探Q人
多読アレゴリア2025夏 よみかき探Qクラブ
書民:景山卓也、得原藍、吉野陽子、松井路代、石井梨香、浦澤美穂、上原悦子、長島順子
【定員】30名
【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025summer
【開講期間】2025年6月2日(月)~8月24日(日)
【申込締切】2025年5月26日(月)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
※ クレジット払いのみ
※ 初月度分のみ購入時決済
以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
例)2025夏申し込みの場合
購入時に2025年6月分を決済
2025年6月26日に2025年7月分、以後継続
文:松井路代
アイキャッチ画像:よみかき探Qクラブ×山内貴暉
募集開始★多読アレゴリア 2025・夏スタート!!!!!!!
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写真仲間求む!編集術でカメラと戯れる【倶楽部撮家】が多読アレゴリアにやってきた
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▼EDO風狂連
▼よみかき探Qクラブ
8人の書民の横顔をたくさんのQ
▼終活読書★四門堂
イドバタ瓦版組
「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。
【よみかき探Qクラブ】夏メンバー大募集!愉快に生きるための「読み」「書き」をヒビに挟もう
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イシス編集学校の「世界をまるごと探究する方法」を子どもたちに手渡す。 子どもも大人もお題で遊ぶ。 イドバタイムズは「子ども編集学校」を実践する子どもフィールドからイシスの方法を発信するメディアです。 &nb […]
イドバタイムズissue.33 【参加者募集】「好き」を表現する力!2/16(日)よみかき編集ワーク体験会
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こんにちは。よみかき探Qクラブ・ナビ役”書民” の一人、浦澤美穂です。 「よみかき」のはじまり 5歳の娘、みっちゃんが最近鉛筆を持ってひらがなを書きたがるようになりました。 絵本を持って […]
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コメント
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。