道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。
「よみかき探Qクラブ」は、愉快に生きるための言葉・心・体をつくる方法をブラッシュアップし、伝えていく場です。ただいま、秋の読み・書き・学ぶ探Q人を大募集中です。
「読む」「書く」を続けるコツは、読み手がいること、書く場所があることです。
クラブはそんな場を目指しています。
そしてこのモデルを、家庭や学校、学びの場に広げていきたいと考えています。
よみかき探Qクラブは、ナビ役・書民(しょみん)が全17クラブ中最も多いのが特徴です!
書民の横顔を紹介します。
【凡例】①担当領域 ②今読んでいる本、これから読みたい本 ③これから書きたいこと
◆小心な面白がり屋な九天玄氣組組員・石井梨香
①8つのQ
②九天玄氣組20周年の雑誌づくりに向けて九州関連本を読んでいます。今日は「蒙古襲来」。
③やったことを書いて残したい。
◆プレーリヤカーをひく理学療法士・得原藍
①よみかき編集ワークナビ
②破の課題本を読み返し、ゆっくり『1984』ジョージ・オーウェル。『おおきな木』の原文・訳者違いで3冊並行読み→みなさんとやりたいです。
③「書く」ことそのものに向かわねば・・・と思いつつ、記憶のテプポを書きたいです。
◆ストレスがすぐに体調に表れる編集者・景山卓也
①かげやまヒビ
②『ケアと編集』白石正明
③2期で続けた日記「かげやまヒビ」も続けたいけれど、日記を生かしてエッセイを仕立ててみたい。
◆いよいよ本を作りたい編集かあさん・松井路代
①共読の部屋
②『あんぱんまん』『あんぱんまんとばいきんまん』『アンパンマンの遺書』やなせたかし
③全国あちこちのイシス人と会って話して、交わしたことを書きたい。
◆バンカーっぽいパタンナー・長島順子
①千夜千冊共読会ナビ
②百年文庫55『空』北原武夫、ジョージ・ムーア、藤枝静男
③人が服を作ってそれを纏うまでのプロセスをリバース・エンジニアリングした読みもの。
◆「こくご」は好きじゃないと言う小2の母・上原悦子
①コメント
②『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』今井むつみ、『#100日チャレンジ 毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』大塚あみ
③仕事人としては、ことばが伝わることに関心があります。
家庭人としては、妨げられない学びに関心があります。
◆瀬戸内あたふたQAテスター・浦澤美穂
①コメント
②『科学コミュニケーション』岸田 一隆
〜〜
書民、クラブメンバーQ人ともに、それぞれにしっくりくるQの字で二つ名を持っています。
弓人、鳩人、求人、亀人、九人、休人、穹人、毬人、烋人、汲人、灸人、嗅人、急人、究人・・
これから、どんな未知のQに出会えるのか、とても楽しみです。
まりのように弾んで、あちらこちらに出没したい毱人・北條玲子さんの視点で見たクラブの景色です。
懐かしの48字新幹線電光ニュース短文モードです。
文学フリマにクラブ内のエッセイ連載とイドバタトーク。2025春のよみかき探Qクラブで、書く場所を発見!
Q人・北條玲子さん。感門之盟in京都にて
感門之盟では、書民とQ人、大人と子どもごちゃ混ぜで「おおきなかぶ」を演じた
求ム!愉快な探Q人
多読アレゴリア2025秋 よみかき探Qクラブ
書民:景山卓也、得原藍、吉野陽子、松井路代、石井梨香、浦澤美穂、上原悦子、長島順子
【定員】30名
【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025autumn
【開講期間】2025年9月1日(月)~12月21日(日)
【第一次申込締切】2025年8月25日(月)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
※ クレジット払いのみ
※ 初月度分のみ購入時決済
以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
例)2025秋申し込みの場合
購入時に2025年9月分を決済
2025年9月26日に2025年10月分、以後継続
文:松井路代
アイキャッチ画像:よみかき探Qクラブ×山内貴暉
イドバタ瓦版組
「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。
オトナもコドモもいらっしゃいませ!型抜き・ことばゲーム・ZINE【別典祭】
本の市場、本の劇場、本の祭典、開幕! 豪徳寺・ISIS館本楼にて11月23日、24日、本の風が起こる<別典祭>(べってんさい)。 松岡正剛、曰く「本は歴史であって盗賊だ。本は友人で、宿敵で、恋人である。本は逆上にも共感に […]
【よみかき探Qクラブ】ことば漬になって遊ぼう_秋メンバー募集中!
「よみかき探Qクラブ」では、ナビ役書民(しょみん)とクラブメンバー(Q人_キュート)が日々にぎやかに、「読み手」「書き手」になりながら、「よみ」「かき」の方法を探究しています。自らの読み書きを磨きながら、イシスの内と外 […]
よみかき探Qクラブ・ヒビ vol.1疲れすぎて読めない夜のために
多読アレゴリアよみかき探Qクラブでは「ヒビ」という文章が広がりつつあります。松岡校長の短信「セイゴオひび」に触発されて生まれたスタイルです。 書き手はふと触れた日常のひび割れをすかさず綴り、読み手はそれに誘発されてまた別 […]
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よみかき探Qクラブでは、ざっくばらんに「読むこと」「書くこと」について語らうイドバタトークを定期的に開いています。 54守で師範代を務めた美濃万里子さんのほのぼのツッコミとともに、当日のキーフレーズをご紹介します。 &n […]
【よみかき探Qクラブ】夏メンバー大募集!愉快に生きるための「読み」「書き」をヒビに挟もう
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コメント
1~3件/3件
2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。
2025-11-18
自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。
2025-11-13
夜行列車に乗り込んだ一人のハードボイルド風の男。この男は、今しがた買い込んだ400円の幕の内弁当をどのような順序で食べるべきかで悩んでいる。失敗は許されない!これは持てる知力の全てをかけた総力戦なのだ!!
泉昌之のデビュー短篇「夜行」(初出1981年「ガロ」)は、ふだん私たちが経験している些末なこだわりを拡大して見せて笑いを取った。のちにこれが「グルメマンガ」の一変種である「食通マンガ」という巨大ジャンルを形成することになるとは誰も知らない。
(※大ヒットした「孤独のグルメ」の原作者は「泉昌之」コンビの一人、久住昌之)