『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
イシス編集学校の全ての講座が動いている。
桜の開花が進む3月21日にから基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花]、遊コース[物語]の関係者を寿ぐ卒業式「感門之盟」がスタートした。4つの講座だけでなく、世界読書奥義伝を学ぶ[離]も裏側で動いていたと律師・八田英子は明かす。
今日突破式が行われる応用コース[破]では物語編集術を学ぶ。編集学校の創立者である校長・松岡正剛は物語の想像するところ、すなわち、実話だけでなく、サイエンスフィクションのような虚に通じる物語にも魅力を感じていた。
校長は千変万化・前人未到のブックナビゲーションサイト「千夜千冊」というメディアを通じて、遅いコミュニケーションの1つを実現していた。今は絶筆篇として過去に書いた欠片が明かされる。校長自身、まだ見ぬ読者たちに対して「本当に読んでいるのかな」「届かない」と思いつつ、メディアとメソッドとメッセージを組み合わせながら書いていたのではないか、との推論を八田が紹介していた。
八田は「すぐに理解できなかったところもある」「改めてウェブサイトを開くと、今日のために書いたと思わせるモノがある」と明かす。校長から「やっと届いたか」という声が聞こえてくる。
時間・空間・契機を三位一体として編集し、次の春からの門へ向かってイシスで羽ばたくジャンプ台として感門之盟のプログラムが進んでゆく。
畑本ヒロノブ
編集的先達:エドワード・ワディ・サイード。あらゆるイシスのイベントやブックフェアに出張先からも現れる次世代編集ロボ畑本。モンスターになりたい、博覧強記になりたいと公言して、自らの編集機械のメンテナンスに日々余念がない。電機業界から建設業界へ転身した土木系エンジニア。
師範代認定後の編集道について交わしあう44[花]敢談儀の放伝生の中に、次期師範代登板後のターゲットを探索する強者(つわもの)が居ました。54[守]で入門してから編集道を歩み続ける北村和喜さんです。敢談儀の濃密な応答の合 […]
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<速報>【44[花]敢談儀】読書の裏側には地獄が潜む!?(オツ千ライブ「物実像傳」)
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師走として2025年終盤へと加速する12月13日(土)、編集工学研究所の本楼で蒐譚場が開催されていました。物語講座のラストプログラム「編伝1910」のレクチャー&ワークが行われましたね。担当は師範の森井一徳と高橋陽一で […]
コメント
1~3件/3件
2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。