『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
「特に勧めたことはないのだけれど」
白川番匠は、照れたように笑った。55[守]に[破]の白川番匠のお子さんがいると知ったのは、卒門も間近な時だった。
優しい語り口で学衆のみならず、師範代や師範をもホッとさせながら、ことばと方法への真摯な姿勢にこちらの姿勢も伸びるようだ。その姿勢は家族にも伝わったようだ。
息子さんのハンシ八法教室 白川紘大さんは、今季突破された。番匠から詳しく説明はなくとも、編集に打ち込む父の背中に何かを感じたのであろう。
今は取材される側だが、時期がくれば、自分のことばで語ってくれるだろう。
再び感門の舞台に立つ日、再びの親子ショットが今から楽しみだ。
北條玲子
編集的先達:池澤祐子師範。没頭こそが生きがい。没入こそが本懐。書道、ヨガを経て、タンゴを愛する情熱の師範。柔らかくて動じない受容力の編集ファンタジスタでもある。レコードプレイヤーを購入し、SP盤沼にダイブ中。
チーム「落ちた鱗」は55[破]注目のチームだった。 この謎深いチーム名は、初めての師範ロールだが、文章力と受容力で魅了する山下雅弘師範が考えたものだ。 日々の仕事や編集の中で深めた方法を幾度ものロールの中で花開かせる二人 […]
村井宏志師範が立ち上げた感門団はイシス編集学校の名物ロールだ。感門之盟に参加した人ならば、誰でもその完成度の高さに驚く。 100人を超える7時間にうわたるイベントを狂いもなく進行し、映像、音響について松岡校長がディレクシ […]
前期、「元・師範代の母が中学生の息子の編集稽古にじっと耳を澄ませてみた」が遊刊エディストに連載され大きな話題になった。 元・師範代の母が中学生の息子の編集稽古にじっと耳を澄ませてみた #01――かちゃかちゃ […]
御伽話のワンダーは背中の羽で宙に舞い、夜にさやげば、カオスの声がこだまする。 54[破]の師範代は、自由闊達、イキイキと時に激しくそのロールをまっとうした。 54[破]10教室の中で2つの教室は、師範の名付けのもとに撚り […]
種を守っていた殻を破り、ぐんぐん伸びた芽は大きく育ち、今日本楼で花が咲く。 この日の寿ぎに準備を尽くすのは、学衆、花伝生だけではない。第88回感門之盟の司会を担う澁谷菜穂子錬成師範は、編集的先達、さだまさしの3冊の本を用 […]
コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。