【Archive】イシスの[破]がよくわかる!【番記者レポートまとめ】

2022/03/31(木)13:00
img ARCHIVESedit

イシスの[破]はすごいらしい。

松岡正剛の仕事術を学ぶ? 本の読み方が変わる? 企画力が身につく?

[守]の卒門者のみ進級が許される応用コース[破]とは、いったい何か。開講以来20年、門外不出だった講座模様を番記者がはじめてレポート。実践的編集稽古がここに。

 

2022/3/31現在、全40本

★印は必読

 


stage1 《文体編集術》で、書き方をならう


▼書くために、どう読むか

イシスのマル秘テク「共読」とは何か うるさい読書で千夜に挑む 46[破]伝習座(2021/04/08)

気まぐれな読書のしっぽを掴むために セイゴオ知文術必勝法【47[破]文体】(2021/11/02)

 

▼読書感想文はなぜ書きにくいのか

スラスラ書くな、モヤモヤ足掻け◆作文・創文・知文のヒント【46[破]課題本一覧】(2021/05/03)

いかにして平凡を脱するか 「感」から生まれる創文を【47[破]知文AT閉幕】(2021/11/08)

ベストセラーは名作か 秘密結社で師範は語る【47[破]知文AT賞選評会議】(2021/11/20)

 

▼松岡正剛秘伝の文章術をチラ見せ

松岡正剛ライティング術!文章のクオリティを格上げする「ポッと出」とは【46破 知文AT】(2021/05/12)

◎オシリを締めよ!責任とるべき結びの一文【エントリー率驚異の97% 46[破]知文AT閉幕】(2021/05/17)

 

▼破番記者による創文術レクチャー

[守]の型はこう使え ようやくニューワード創文法【47[破]講義録】(2021/10/16)

[守]の型はこう使え、第2弾! 《のの字》劇的創文法【47[破]講義録】(2021/10/26)

┗ この記事の執筆法をタネ明かし
 ・【感門DUST】裏の顔をもつ女 山田細香の黒いB面(2020/09/23)
 ・【感門DUST】司会ひとりで大フィーバー!林頭吉村の鼻息で吹き飛んだモノとは【75感門】(2021/03/26)

 


stage2 《クロニクル編集術》で、歴史をひらく


▼クロニクルって何?

「わたしの歴史」に事件が起きる?! クロニクル編集術の意外な効用とは【47[破]クロニクル】(2021/11/11)

天地のあいだに「時間」が生まれた 自分史×社会史で学衆は何を見つけるか【47[破]クロニクル】(2021/11/28)

 

▼実際の自分史回答を特別公開

タモリ・優作・アレクサンダー 自分史作れば、わたしが増える 【イシスの自分史サンプル大公開】(2021/06/04)

年表は名シーン セイゴオ年譜に学ぶ自分史編集法 【46[破]クロニクル】(2021/05/27)

 

▼課題本はあの伝説の年表

『情報の歴史21』編集長が年表レクチャー コツは「Qちゃんとヤワラちゃん」(2021/04/10)

 


stage3 《物語編集術》で、人類普遍の型をつかう


物語マザーを知る映画5選

神話がルークを生んだ!物語づくりはSTAR WARSに学べ 【46破 物語 課題映画リスト】(2021/07/04)

 

▼学衆の書いた物語のエッセンスを5行で読む

3000字を読ませるには「章タイトル」が鍵だった 大賞作品分析 【46破 物語AT】(2021/07/08)

2030年東京、コロナ禍は意外と快適? 大賞作はディストピアSF 【46[破]物語AT大賞】(2021/08/22)

▼英雄に必要なものは?
正月にこそカゲと向き合え 物語AT賞締切迎える【47[破]】(2022/01/13)

鬼と小石とエイリアン ヒーローを生む異物とは【47[破]物語AT選評会議】(2022/01/26)

 


stage4 《プランニング編集術》で、ハイパーな企画をつくる


▼現役テレビマンが明かすプランニングの秘密

たらこパスタに「ハイパー」を学べ 松岡正剛流プランニング術、革新のポイントとは  46[破](2021/07/22)

誰のための五輪なのか プランニングの鍵は「キャラ」にあり 【46[破]】(2021/07/28)

 

▼実際のプランをビジネスパーソンが審査

45[破]P1グランプリ結果発表!優勝はあのミュージアム【75感門】(2021/03/26)

 


stage奥 「教室」に仕掛けられた謎


▼稽古は世界中から、オンラインで

「例外たれ」180秒で回答が届く異例の47[破]、開講(2021/10/11)

地方に「ないもの」だから「あるもの」 師範代石輪のウラカタ仕業2021/05/22)

 

▼なぜ変な教室名がついているのか

クラス替えは、世界の再編集のために 【46破開講3日目】(2021/04/21)

名付けは「呪」イシスの名前が変なワケ 【46[破]教室名総覧】(2021/04/28)

 

▼教室を横断した、学衆67名の連歌

閉会式のウラで、学衆は何を歌ったか 歌めぐりの46[破]突破期限迎える(2021/08/09)

「壊す」と「破る」はどう違う? 突破者60名のこの先は【祝!!47[破]突破】(2022/02/07)

 


stage裏 「師範代」の本気を知る


 

▼松岡正剛が指導陣に託したものとは
★★★編集は「どこ」で起こるのか 7mにさしかかれ【48[守]47[破]伝習座 校長校話】(2021/10/08)

 

* * *

イシス編集学校での学びは、基本コース[守]から。次期開講50[守]の申し込み〆切は、2022年10月10日。卒門者のみ、[破]への進級が許される。49[破]は2022年10月開講。

▼詳細や申込みは、イシス編集学校公式HPより。

https://es.isis.ne.jp/

 

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。