かつて「大人マンガ」というジャンルがあった(詳しくは「マンガのスコア 園山俊二」参照)。この周辺には、ファインアートと踵を接する作家たちが数多く存在する。タイガー立石もその一人。1982年、工作舎から刊行された『虎の巻』は、まさしくオトナのためのマンガの最極北。いいお酒といっしょにちびちび味わいたい。
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読むたびに【REVIVAL/再生】するかのようだ。読者の皆様にさらなる編集の契機としていただけるよう、36のコラム+蔵出し写真&映像をふくめ、8日にわたって公開する。
◇◇◇
松岡正剛という夢をどうしたら見続けられるのだろうか。私なりに考えたことは、小型の動画カメラを抱えて松岡さんを記録することだった。表舞台だけでなく裏舞台の松岡さんを見てみたい、編集の秘密を知りたいという好奇心から、回し続けた記録は膨大になった。その中からほんの少しだが編集して遊刊エディストで公開してきた映像「映写室」を改めて一覧として紹介したい。
【Take-01】松岡正剛は、なぜ雑踏の中でも読んだり書いたりができるのか?
協力 松岡正剛事務所
【Take-02】黒板で思考をキリトル
協力 松岡正剛事務所
【Take-03】講演は舞台のように
協力 松岡正剛事務所 丸善雄松堂 POMATO PRO
【Take-04】校長もREMIXする78感門
協力 イシス編集学校
【Take-05】本を主人公にする★祝1800夜
協力 松岡正剛事務所、丸善雄松堂
【Take-06】演出でインタースコアする
協力 松岡正剛事務所 丸善雄松堂
【Take-07】どんなものも夢のように創る
協力 松岡正剛事務所 丸善雄松堂
【Take-08】書を巡り墨に溺れる
企画協力 和泉佳奈子《百間》
撮影協力 成田山書道美術館
【追悼】松岡校長入伝式インタビュー
協力 イシス編集学校
※Take-05 Take-06 Take-07
2021年4月初旬に行ったインタビュー映像と2020年8月に開催された丸善創業150周年記念イベント「千夜千冊の秘密」リハーサル及び本番のドキュメント映像を一部使用して編集しています。
2020年、ちょうどコロナが始まった辺りから松岡さんの撮影をするようになった。数々のイベントや会議、リハーサル、そして執筆現場にも立ち会ったが、どの場面においても松岡さんが居るだけで、その空間は夢のような時間が流れた。映像というメディアを通して、松岡正剛という夢をこれからも再生し続けていきたい。
撮影・編集 林朝恵
撮影協力・アイキャッチ画像 後藤由加里
協力 松岡正剛事務所 百間 イシス編集学校
松岡正剛revival
07 正剛映写室の記譜
08 本とレンズが見ている
林朝恵
編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の花目付、倶楽部撮家で撮影・編集とマルチロールで進行中。
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