マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
https://yanmaga.jp/comics/
御神木を見上げるように、本棚を見上げる参加者たち。にじり口で佐々木千佳局長と吉井優子師範はぬかりなく名札を手渡す。
お茶出しの林朝恵番匠はカウンターと座席を小走りに行ったり来たり。ナビゲーターの米田奈穂師範代は提灯の下で参加者を出迎える。8月10日(土)、本楼でエディットツアーが開かれた。
大学で図書館職員をしている米田にとって、本に囲まれた空間はホームに近いはずだが、この日はドキドキが止まらなかった。
それもそのはず、自身が師範代を務めた42[守]あやつり近江教室の学衆が夫と小学4年生の娘キキちゃんを連れて参加していたからだ。「責任重大です」とリハーサルの時から意気込んだ米田は、吉村堅樹林頭に笑顔の特訓まで受けた。
いざスタートすると緊張はどこ吹く風。自身の数寄である「文楽」を生かした編集語りはやわらかくかつ、なめらか。「日本にないもの」をテーマにした編集思考素と本を使ったワークでは、参加者の心を見事あやつった。
大人たちは「難しい、でも他の人の発想を聞くのは刺激的」と高揚。キキちゃんはスキップするように本選びに走った。
ツアー終了後、多くの参加者が名残惜しそうにその場にとどまり、イシス編集学校に興味を示した。最後まで残ったキキちゃんは「帰りたくない、明日も来る」と椅子から動かぬ程だった。
皆が去った本楼で、米田はホッとした表情でソファに腰掛け、テーブルコーチの吉井や林とツアーを振り返る。が、それもつかの間、吉村と9月のツアー打ち合わせが始まった。ゆるんだ糸は、またピンと張る。
林朝恵
編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の花目付、倶楽部撮家で撮影・編集とマルチロールで進行中。
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コメント
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2025-11-27
マンガに限った話ではないが、「バカ」をめでる文化というものがある。
猪突猛進型の「バカ」が暴走するマンガといえば、この作品。市川マサ「バカビリーバー」。とにかく、あまりにもバカすぎて爽快。
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2025-11-25
道ばた咲く小さな花に歩み寄り、顔を近づけてじっくり観察すると、そこにはたいてい、もっと小さな命がきらめいている。この真っ赤な小粒ちゃんたちは、カベアナタカラダニ。花粉を食べて暮らす平和なヴィランです。
2025-11-18
自ら編み上げた携帯巣の中で暮らすツマグロフトメイガの幼虫。時おり顔を覗かせてはコナラの葉を齧る。共に学び合う同志もなく、拠り所となる編み図もなく、己の排泄物のみを材料にして小さな虫の一生を紡いでいく。