元旦から日本人が行列を作るものと言えば、そう、「福袋」だ。イシス編集学校にも似ているものがあることをご存知だろうか。その名は「本袋」である。
松岡正剛校長の蔵書の中から選び抜き、感門之盟で販売される数冊セットの本なのだが、袋に入れてあるため、中味は見えない。内容を語る唯一の手がかりは、それぞれの本袋に付けられたネームタグのみ。
第70回感門之盟では、『千夜千冊エディション』(KADOKAWA)にちなんで、「○○エディション」と名付けられた本袋が70点ほど並ぶ。特別にチラ見せすると「もこもこ・ギュワーンエディション」「夢萌ゆるバニーちゃんエディション」「虚構のマシンガンエディション」などなど…。
何が当たるかは運次第。自分の直観に従って、これぞという逸品を手に入れてほしい。”Don’t Think. Feel!”(考えるな、感じろ!)。
豊田香絵
編集的先達:つかこうへい。編集術のヘタウマイラストで知られるふでぺん先生。シニカルな視点とパロディアのセンスには定評がある。1.5倍速でアニメを見まくり、マンガ喫茶に日参する生粋のオタク。
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