44[守]キックオフ 感門之盟翌日

2019/09/10(火)15:40
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 第70回感門之盟の翌日(2019年9月8日)、前夜の余韻を引きずりながら豪徳寺の編集工学研究所に、12人の師範陣がこぞって集結した。

 

 学匠の鈴木康代を筆頭に、新番匠の井ノ上裕二、和田めぐみ。師範の林朝恵、景山和浩、白川雅敏、山根尚子、石井梨香、池澤祐子、桂大介。そして、44[守]で新しく師範となる吉井優子と清水優年。[守]を運営する母体となるボードメンバーたちである。

 

 午前11時から約6時間。10月21日に始まる44[守]を中心に、43[守]振り返り、師範の方法論、2020年2月に予定されるISIS FESTA、そして遊刊エディストまで、話題は多岐に及んだ。

 

 特筆すべきは、守ボード全員エディストのライター登録だ。こうして44[守]の新鮮な話題をメディエーションする支度が整った。

  • 景山和浩

    編集的先達:井上ひさし。日刊スポーツ記者。用意と卒意、機をみた絶妙の助言、安定した活動は師範の師範として手本になっている。その柔和な性格から決して怒らない師範とも言われる。

コメント

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堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。