45[守]では、15週間でカリキュラムを完了する「速修プラン」を設ける。5月4日の開講日から13日まで、毎日の出題がされることになる。ゴールデンウィークを編集稽古漬けにするという、初めての試みだ。
当然、師範代にとっても過酷な日程となる。
名乗りを上げたのは、岡本尚(「ざこば太郎教室」)と宮原由紀(「やわらスパイラル教室」)であった。キャリア、実力とも十分な再登板組だ。
だが、時勢は編集稽古を必要としている。二教室では間に合わないほど申し込みが入り、急きょ一教室を増設することとなる。では、師範代としてふさわしい人材とはだれか。白羽の矢が立ったのは吉井優子。「困ったときの吉井頼み」が発動した。[守]学匠の鈴木康代は「直近の守の動向を知っており、編集体力もある」と吉井を評す。
現在、吉井は松岡校長の教室ネーミングを待ちながら、スタンバイに入っている。
45[守]は二百名以上の学衆をむかえることになった。
「コロナの影響もあると思いますが、編集工学がブレイクする前触れのなにかが起きているようにも思う」と、鈴木[守]学匠は述べている。
井ノ上シーザー
編集的先達:グレゴリー・ベイトソン。湿度120%のDUSTライター。どんな些細なネタも、シーザーの熱視線で下世話なゴシップに仕立て上げる力量の持主。イシスの異端者もいまや未知奥連若頭、守番匠を担う。
【シーザー★有象無象006】自分にかける呪い考~アル中患者のプライドと、背中の龍と虎の戦いと、石田ゆり子の名言と。
前回の経済学の記事で「金融緩和をするほどに(IF・原因)高インフレが生じる(THEN・結果)」という現象を取り上げた。望んでいるのはマイルドなインフレなんだけど、よかれと起こしたアクションで期待しない結果をもたらす。これ […]
【ISIS BOOK REVIEW】ノーベル経済学賞『リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキの言葉』書評~会社員兼投資家の場合
評者: 井ノ上シーザー 会社員兼投資家 イシス編集学校 師範 文明も芸術も、経済も文化も、知識も学習も「あらわれている」を「あらわす」に変えてきた。この「あらわれている」と「あらわす」のあいだには、かなりの […]
【シーザー★有象無象005】”町中華”を編集工学する~ユーラシア編
ちょっと裏話を。前回の「市井編」と今回の「ユーラシア編」は、もともとは一編でしたけど、遊刊エディスト編集部から「分割したほうがいいんじゃない?」という声があって分けてみました。今回もホリエ画伯がトホホ感あふれるアイキャッ […]
【シーザー★有象無象004】”町中華”を編集工学する~市井編
中国在住歴通算11年(!)の井ノ上シーザーがこのネタに取り組みました。大真面目にDUSTYな編集中華料理をお届けします。たーんとご賞味ください。 ●――深夜に天津飯がやってきた: ある夜中の2時ころに目を覚 […]
【シーザー★有象無象003】事件速報◆山口県阿武町から越境した男と4630万円
井ノ上シーザーが「い・じ・り・み・よ」する。今回は世間を騒がせているこの事件を取り上げる。 文学的でもあるし、超現代的でもある。そう睨んだのはシーザーだけではないだろう。 ●――電子計算機使用詐欺事件: 2 […]