速修は日常である。毎日出題があろうが、定常コースより1カ月短かろうが、速修コースの参加者にとっては当たり前のことなのだ。
この春卒門を迎えた46[守]では「速修」を狙っての受講者は非常に少数だった。ほとんどが受講を決めた時に募集していたから選んだという。比較の対象がない参加者はおのずと速修のスピードに乗っていく。「自分には短期決戦が向いている」「毎日お題が届き稽古が日常に溶け込む」「次々に回答せざるをえず、仮留めの勇気が持てた」との感想が出され、応用コース[破]に進んでからもスピードに戸惑うことはない。
「情報を大量に通過させると、どこかで量が質に変わるのが適確にわかる」。松岡校長の言葉である。相転移を起こしたいならば、今すぐ47[守]速修コースへ。準備万端の師範代が待っている。
石井梨香
編集的先達:須賀敦子。懐の深い包容力で、師範としては学匠を、九天玄氣組舵星連としては組長をサポートし続ける。子ども編集学校の師範代もつとめる律義なファンタジスト。趣味は三味線と街の探索。
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