開講メッセージ『いざ、いまこそのインタースコアを!』が、全20教室に届けられた。2024年10月28日正午。これまで松岡正剛校長の筆だったが、今期から田中優子学長からとなった。松岡校長の思いを受け継ぐタイトルは以前のまま。新たに江戸時代の事件が取り上げられ、本を読み自ら考えることの大切さが書かれている。いまこの世界を生き抜くための本当の知性って、なんなのか。
そこで、イシス編集学校です。ここでは、本を読みながら、読む「意味」がわかります。「世界と自分についての見方」が劇的に変わっていくでしょう。
田中優子学長のメッセージに呼応するかのように、メールの着信を確認する「点呼」に学衆が答えはじめた。
「15週間の旅、ワクワクしております」
「この日が始まるのを心待ちにしていたのでとても楽しみです」
「凝り固まった思考回路をほぐすために受講」
「今の自分が考え付かないことを考え付く人間になっていたい」
ひとこと書き添えられた抱負に、イシス編集学校や編集稽古への期待が垣間見られる。学衆の言葉に師範代もすぐに応じる。
「師範代も同じような理由で受講したことを思い出しました」
「充実した15週間を過ごしていただけるよう、私もはりきってまいります」
「世界と自分についての見方」が劇的に変わる15週間。お題001番の回答第1号は13時33分。出題から34分後だった。深まる秋と反比例するように20教室が熱を帯びていく。
54[守]が開講した。
景山和浩
編集的先達:井上ひさし。日刊スポーツ記者。用意と卒意、機をみた絶妙の助言、安定した活動は師範の師範として手本になっている。その柔和な性格から決して怒らない師範とも言われる。
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