飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

こんにちは。よみかき探Qクラブ・ナビ役”書民” の一人、浦澤美穂です。
「よみかき」のはじまり
5歳の娘、みっちゃんが最近鉛筆を持ってひらがなを書きたがるようになりました。
絵本を持ってきて書きたい文字を探しては、真似して書きます。
その姿を見て、母は「これが「よむ」が「かく」になっていく最初の一歩なのかな」と思ったのです。
よむ・かく・あそぶ
よみかき探Qクラブは「よむ」「かく」を探って遊びたい「Q人」のためのクラブです。
ラウンジにあつらえた3つの本棚を中心に、本を集めたり・並べたり・たとえたりして共読するお題に取り組んでいます。
そのほか千夜千冊を音読・図解する「千夜千冊共読会」や、言葉で遊ぶ「イドバタトーク」といったオンラインイベントを開催しています。
1/18に開催したイドバタトーク「年の初めの575」の様子。新春の俳句を作り、チャットGPTで推敲。これからのよみかきについてワイワイ考えた
クラブでは、来る2月16日(日)10:00~には、「よみかき編集ワーク」を開催予定です。
この日は、クラブ外の方も参加歓迎です。
お気に入りの本の「どこか好きか、どんな風に好きか」を伝えるワークを通して編集の型の力を感じられます。
編集の型で「読んで、書く」が体験できるこのイベント、よみかき探Qクラブが気になる方にもおすすめです。
*「2/16よみかき編集ワーク」お申込みはこちら
何味でよむ?
クラブでは「頭で本を思い浮かべる」ことから読書ととらえています。
みなさんのアタマのなかの本は、どこに、どんな風に置いてあるでしょうか。
珈琲本・紅茶本・ほうじ茶本
さとう本・しお本・コショー本
皮膚本・骨本・肝本
よみかき探Qクラブの「本をわけるお題」で貼られたラベルたちです。
みんなで読んで書いてみることで、本もいろんな味がすること、それがいつしか身体の一部になっていることに気付きます。
そんなよみかき再発見をぜひ一緒に楽しみましょう。
「よみかき探Qクラブ」でお待ちしています。
クラブを象徴する3冊
『もこ もこもこ』 谷川 俊太郎, 元永 定正/文研出版
『長くつ下のピッピ』アストリッド・リンドグレーン, イングリッド・ヴァン・ニイマン, 菱木 晃子/岩波書店
『想像力を触発する教育』キエラン・イーガン/北大路書房
◎バックナンバー
【多読アレゴリア:よみかき探Qクラブ】求ム! 愉快な「よみかき」探Q人
【多読アレゴリア:よみかき探Qクラブ②】12/15(日)顔合わせ共読会は千夜千冊1540夜『想像力を触発する教育』
【多読アレゴリア:よみかき探Qクラブ③】12/11(水)よみかき編集ワーク体験会開催!
文:浦澤美穂
協力:石井梨香・吉野陽子・松井路代・得原藍
多読アレゴリア2025春「よみかき探Qクラブ」
【定員】30名
【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025haru
【開講期間】2025年3月3日(月)から2025年5月25日(日)まで
【申込締切】2025年2月24日(月)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
※ クレジット払いのみ
※ 初月度分のみ購入時決済
以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
例)2025春申し込みの場合
購入時に2025年3月分を決済
2025年3月26日に2025年4月分、以後継続
・2クラブ目以降は、半額でお申し込みいただけます。
・1クラブ申し込みされた方にはクーポンが発行されますので、そちらをご利用の上、2クラブ目以降をお申し込みください。
【お問合せ】allegoria@eel.co.jpまでご連絡ください
ポップ作成:大濱朋子
【2025春 多読アレゴリアWEEK】
▼着物コンパ倶楽部
▼MEditLab for ISIS
▼勝手にアカデミア
はとさぶ連衆は鎌倉に集い俳句を詠みつつアカデミア構想に巻き込まれるの巻
▼軽井沢別想フロンティア倶楽部
▼大河ばっか!
▼よみかき探Qクラブ
読むこと・書くことは、アタマの中で思うことから始まる
イドバタ瓦版組
「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。
よみかき探Qクラブ・ヒビ vol.1疲れすぎて読めない夜のために
多読アレゴリアよみかき探Qクラブでは「ヒビ」という文章が広がりつつあります。松岡校長の短信「セイゴオひび」に触発されて生まれたスタイルです。 書き手はふと触れた日常のひび割れをすかさず綴り、読み手はそれに誘発されてまた別 […]
【よみかき探Qクラブ】日記・焼きそば・新幹線〜「書く」についてのイドバタトーク
よみかき探Qクラブでは、ざっくばらんに「読むこと」「書くこと」について語らうイドバタトークを定期的に開いています。 54守で師範代を務めた美濃万里子さんのほのぼのツッコミとともに、当日のキーフレーズをご紹介します。 &n […]
【よみかき探Qクラブ】メンバー募集中!8人の書民の横顔とたくさんのQ
「よみかき探Qクラブ」は、愉快に生きるための言葉・心・体をつくる方法をブラッシュアップし、伝えていく場です。ただいま、秋の読み・書き・学ぶ探Q人を大募集中です。 「読む」「書く」を続けるコツは、読み手がいること、書く場 […]
【よみかき探Qクラブ】夏メンバー大募集!愉快に生きるための「読み」「書き」をヒビに挟もう
☆愉快に生きるための言葉・心・体をつくる☆ 「よみかき探Qクラブ」では、クラブメンバー(Q人_キュート)が日々にぎやかに、「読み手」「書き手」になりながら、「よみ」「かき」の方法を探究しています。自らの読 […]
イドバタイムズissue.34「おおきなかぶ」と「想像力を触発する教育」【53破感門之盟in京都】
イシス編集学校の「世界をまるごと探究する方法」を子どもたちに手渡す。 子どもも大人もお題で遊ぶ。 イドバタイムズは「子ども編集学校」を実践する子どもフィールドからイシスの方法を発信するメディアです。 &nb […]
コメント
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2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。