【緊急開催】3/29久野美奈子の「編集的コミュニケーション」エディットツアー!

2023/03/26(日)15:05
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 編集は対話から生まれる。

 

 この「対話」を鍵に起業支援やコンサルティングを続けてきた師範代・久野美奈子が久々にエディットツアーを緊急開催する。今回のエディットツアーの仕立ても、久野のこだわり満載のものだ。相互インタビューやコミュニケーションによる相互評価を通して、編集の可能性に気づく流れを新たに組み立てている。久野本人からも参加者に向けたメッセージが届いた。3月29日開催のオンラインエディットツアー 、対話編集に関心がある方、編集とは何かを知りたい方は、ぜひ久野の流れるようなナビゲーションとともに、このエディットツアーに参加されたい。
 
<久野美奈子からのメッセージ>

新しいことを始める。新しい環境に身を置く。そんな変化が訪れやすい春。
改めて、自分の強みや活かし方、周りとのコミュニケーションについて考える方も多いのではないでしょうか。

誰かに想いを伝えたい。誰かの想いを受け取りたい。
人が社会の中で生きる上で、避けては通れない願い。
だからこそ人は悩んだり傷ついたり迷ったりします。

ナビゲーターを務める久野は日々起業支援の現場でたくさんの方と「コミュニケーション」をしていますが、イシス編集学校で学んでよかったと思っていることの一つが、「目の前の人にまっすぐに興味関心を持ち、面白がるまなざしを持つことができたこと」。

気合や根性やテクニック、そんなところをふわりと超えて、「編集」というモノサシをコミュニケーションにあててみる。
自分と相手の「あいだ」に着目する。
自分や他者を「ひとつの情報」と捉えて自由に動かしたとき、新しいコミュニケーションのあり方が見えてくるのかもしれません

編集的コミュニケーション、ご一緒に考えてみませんか?
 
【編集で自分に出会う/他者に出会う~編集的コミュニケーションのススメ】
<プログラム>
1.編集的コミュニケーションとは?
2.実践!ペアインタビュー
3.コミュニケーションの地と図

〇講師:久野美奈子(イシス編集学校師範代/NPO法人起業支援ネット代表理事)
〇日時:2023年3月29日(水)19:30-21:30 オンライン限定
〇参加費:1650円(税込)(限定15名)
〇申し込み:https://shop.eel.co.jp/products/detail/530
  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

山田細香

2025-06-22

 小学校に入ってすぐにレゴを買ってもらい、ハマった。手持ちのブロックを色や形ごとに袋分けすることから始まり、形をイメージしながら袋に手を入れ、ガラガラかき回しながらパーツを選んで組み立てる。完成したら夕方4時からNHKで放送される世界各国の風景映像の前にかざし、クルクル方向を変えて眺めてから壊す。バラバラになった部品をまた分ける。この繰り返しが楽しくてたまらなかった。
 ブロックはグリッドが決まっているので繊細な表現をするのは難しい。だからイメージしたモノをまず略図化する必要がある。近くから遠くから眺めてみて、作りたい形のアウトラインを決める。これが上手くいかないと、「らしさ」は浮かび上がってこない。

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025