18年ぶり6回目のリーグ優勝を果たした阪神タイガースの快挙に沸く関西。日本を揺るがす熱気源は関東にもあった。9月16日、17日に世田谷区豪徳寺の編集工学研究所で行われている、互いの学びを寿ぐ場・感門之盟である。オンラインとオフラインのハイブリッド開催で、各種講座の受講者やOB・OGたち約500名もの登録者たちが参加しているのだ。オンライン参加が使うツールはZoom。参加者たちがスムーズに視聴できるように裏側で支える快人たちがいた。リーダー・齋藤率いる感門団Zoomチームである。
入室した参加者は自身の名前の前に教室名やロールを付けるルールがあり、変更を忘れたままの学衆がいればZoomチームの原田と河村が相互でリストを確認しながら素早く変更を行う。一旦Zoomを再入室しても韋駄天のように軽やかに変更する。
師範代から学衆への卒業の証を手渡すイベント・学衆讃証はブレイクアウトルームを使って別室で行われる。ブレイクアウトルーム割当の編集は西Bと畑本が行った。アフォーダンスたっぷりな【すべてのルームを開く】という青色ボタンを仮に押してしまうと、プログラム途中でもブレイクアウトルームのシステムが始動して、参加者たちの混乱を巻き起こす。とっても危険なボタンにマウスのカーソルが触れないように注意しながらルーム設定を行い、今日も無事に全員を格別の場へと導くことができていた。
感門之盟が終わった後も、快人たちにはタスクが残っている。Zoom上のチャット機能の記録を感門之盟専用サイトにアップする今日の担当は新井だ。事情編集が上手くいかず、視聴できない場合でも、今夜配信されるログを読めば感門之盟の炎熱の余韻を味わうことができるのだ。
畑本ヒロノブ
編集的先達:エドワード・ワディ・サイード。あらゆるイシスのイベントやブックフェアに出張先からも現れる次世代編集ロボ畑本。モンスターになりたい、博覧強記になりたいと公言して、自らの編集機械のメンテナンスに日々余念がない。電機業界から建設業界へ転身した土木系エンジニア。
<速報>多読ジム9/3(日)「目次読書ワークショップ」参加レポート
バスケットボール男子W杯で日本代表による48年ぶりの快挙があった。自力での五輪出場は1976年モントリオール大会以来だったのだ。日本のバスケファンが歓喜に浸る時期を同じくして、読書する歓びを再発見するための目次読書法を […]
2023年夏の甲子園、8月23日の決勝戦で慶応義塾高校が優勝した。107年ぶりの快挙である。1916年(大正5年)の優勝時、明治から昭和初期の文人・幸田露伴(1867~1947)は数え50歳の現役作家。3年後の1919 […]
日本列島に猛暑の夏が到来している。世界気象機関は7月27日に観測史上、最も暑い月となる見通しを発表。地球上で12万年ぶりの暑さとなることを指摘する専門家もいる。過酷な気温に負けず、豪徳寺の編集工学研究所では明治から昭和 […]
5月中旬に開催されたG7広島サミット。現代日本のリーダーシップが問われたグローバルイベントであったが、唯一の被爆国として平和な世界へと導くための説得力あるメッセージを世界へ伝えることができていない。これは方法の不足によ […]
【MEditLab×多読ジム】全球凍結時代から男達への手紙(畑本ヒロノブ)
多読ジム出版社コラボ企画第四弾は、小倉加奈子析匠が主催するMEditLab(順天堂大学STEAM教育研究会)! お題のテーマは「お医者さんに読ませたい三冊」。MEdit Labが編集工学研究所とともに開発したSTEAM教 […]