2024年9月14日正午過ぎ、イシス編集学校の感門之盟「25周年番期同門祭」が開幕した。
ともに編集の門をくぐった仲間たちが期をまたいで一同に会する大感門。2日間で[守][破][離][花]各講座の修了を寿ぐ式典が次々と連なり、会場には松丸本舗や支所ブース、ほんのれんなどの編集プロジェクトの展示ブースが屋台のように賑わう。そんな編集づくめのお祭りを囃し立てる花形ロールが「司会」である。
なんと今回は、5組10名の司会がかわるがわる登場する特別仕立て。編集学校の各時代を支えてきたレジェンドたちが、バトンをつないでいく。一番手を飾ったのは丸山玄(1期入門)と久野美奈子(2期入門)。2000年の開校当時を知る二人だ。
二人は服装でも編集を見せた。丸山(右)は「同門祭」のモードを引き受けた法被姿で登場。久野(左)は、首元のディテールに面影を宿した。「自分の教室名の『ちょっとバロッコ教室』に肖って、歪んだ真珠(=バロック)にしたんです」(久野)
八田律師に迎えられた二人は、舞台をぐるりと取り囲む約400人の参加者に向けて、早速息ぴったりの交わし合いを届けた。
久野「2000-2004年の我々『いにしえチーム』の時代には、番ボーもアリストテレス賞もなかったですからね。」
丸山「花伝所もなかった。無免許運転みたいな。(笑)」
今期53[守]には、イシス開校時にはまだ生まれていなかった若い師範代も登坂している。八田律師が紹介すると、OBOG席の「チームいにしえ」からは思わずどよめきの声が上がった。
25年の歴史をたどるバトンリレーの行方をお見逃しなく。
会場後方には、25年間の全教室を総覧した巨大クロニクルパネルも設えられている。
文:中尾拓実
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
【多読アレゴリア:身体多面体茶論①】「身体」を斬る(導入編)
多読アレゴリアWEEK開催中!!!!! 12月2日のオープンに向けて、全12クラブが遊刊エディストを舞台に告知合戦を繰り広げます。どのクラブも定員に届き次第、募集終了です。すでに締切間近のクラブもいくつかあるので、希望の […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
【多読アレゴリア:多読ジムClassic】読書術をアップデート!自分だけのヴァージョン探し
多読アレゴリアWEEKスタート!!!!! 12月2日のオープンに向けて、全12クラブが遊刊エディストを舞台に告知合戦を繰り広げます。どのクラブも定員に届き次第、募集終了です。すでに締切間近のクラブもいくつかあるので、希望 […]
安藤昭子コラム「連編記」 vol.9「世」:世間と世界のあいだで
「編集工学研究所 Newsletter」でお届けしている、代表・安藤昭子のコラム「連編記」をご紹介します。一文字の漢字から連想される風景を、編集工学研究所と時々刻々の話題を重ねて編んでいくコラムです。 IN […]
【多読アレゴリア:EDO風狂連】EDOで別世が立ち上がるーーEDO風狂連花鳥風月之船立
多読アレゴリアWEEKスタート!!!!! 12月2日のオープンに向けて、全12クラブが遊刊エディストを舞台に告知合戦を繰り広げます。どのクラブも定員に届き次第、募集終了です。すでに締切間近のクラブもいくつかあるので、希望 […]