飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

大人になってから、もう一度学びなおしたくなる――。リスキリングやリカレント教育という言葉があたりまえになったいま、社会人になって大学や大学院に興味が向き始めた人も多いでしょう。
でも、そのときに悩むのが「何を」学ぶか、です。社会福祉士として働く石黒好美師範も、何を学ぶかモヤモヤしたといいます。「文学も哲学も歴史も興味があるし、苦手な数学や物理もやり直したいし、ジャーナリズムや社会学を学んだほうがいいのかもしれない、けど既存の学部学科のどれも違うような気がする……」。
そんな石黒師範が選んだのが、イシス編集学校でした。彼女はイシス編集学校で、何を学んだのか。聞いてみると「本の選び方や読み方、分野横断的に知識をつなげていくことの
楽しさを知った」と言います。そして、仲間と一緒に勉強し続けていく場がもてていることに幸せを感じる、と。
イシス編集学校は、特定のテーマを学ぶというより、「勉強のしかた」を学べる貴重な学校です。石黒師範は、基本コース[守]で学ぶ4つの用法を徹底的に使いこなすと、自分でも思ってもみなかった見方を生み出すことができるようになったようです。
4月18日(木)は、イシス編集学校のオンライン学校説明会を開催いたします。ナビゲーターは、石黒好美師範。彼女はなぜ、編集術を学ぶことで、勉強の仕方が身についたのでしょう? 体験談を踏まえながら、イシス編集学校で学べることをお伝えします。簡単なミニワークもありますので、イシスでの「編集稽古」も体験いただけます。リスキリングや学び直し、生涯教育やリカレント教育という言葉にピンときた方はぜひお越しください。参加費は無料です。
■日時:2024年4月18日(木)20:00-21:30
■費用:無料
■会場:オンライン(お申し込みの方にZoomアドレスをご案内します)
■人数:限定15名様まで
■ナビゲーター:イシス編集学校師範 石黒好美
■内容:イシス編集学校で学べる内容をわかりやすくご説明します。イシス独自の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただけます。少人数での開催となりますので、個別でのご相談にもじっくりとご対応いたします。
梅澤奈央
編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。
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コメント
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2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。