コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。

オンライン開催が定着し始めた初夏。エディットツアースペシャル2020夏も各地の地域色を打ち出しながら全国制覇を目指してオンラインで実施。松岡正剛校長は代官山から「千夜千冊の秘密」3時間ソロトークを配信し、1000名の聴衆を黄昏の本世界へ誘い、20周年記念感門之盟では「Edit Japan2020」の旗を掲げて、豪徳寺本楼を拠点として、仙台、名古屋、大阪、大分耶馬溪を中継で繋いで2日間開催した。
トポスをオンラインにのせて「ここ」と「むこう」の境界をまたぐ。実験に実験を重ねて駆け抜けた夏の軌跡。
2020年エディスト・クロニクル(5月~9月)
凡例
●:編集学校・松岡校長関連
◎:千夜千冊・出版関連
★:遊刊エディスト
○:国内外のニュース
●05.02 45[守]伝習座1.5 初めての伝習座3回実施を敢行
★05.10 福澤美穂子連雀による待望の風韻講座記事
★05.12 続いて大武美和子連雀が連雀会議をエディスト
◎05.12 1741夜『免疫ネットワークの時代』西山賢一
●05.16 世阿弥を背負って33[花]入伝式
★05.18 「マンガのスコア」近藤ようこ 本人からのリツイート
○05.20 高校野球開催中止決定
◎05.23 1742夜『プレイヤー・ピアノ』カート・ヴォネガット・ジュニア
○05.25 米・黒人男性死亡 抗議拡大
◎05.28 1743夜『コンビニ人間』村田沙耶香
●05.30 44[破]伝習座2 オープニングに「ボレロ」が流れる演出
●05.31 輪読座「世阿弥を読む」第2回
●06.01 ISIS編集学校20周年
◎06.05 1744夜『ダブリンの人びと』ジェイムズ・ジョイス
●06.06 45[守]伝習座2 松岡校長による鈴木康代学匠インタビュー
●06.06 ツッカム正剛0033夜「コロナパンデミック①」
★06.14 20周年記念師範代リレー 第1期山田仁
◎06.17 1745夜『嫉妬』アラン・ロブグリエ
●06.20 エディットツアー鈴木花絵ナビ 恩師・三浦佑之氏をゲストに迎えて
◎06.25 千夜千冊エディション『宇宙と素粒子』(角川ソフィア文庫)
★06.26 20周年記念多読ほんほん 2001年吉野陽子冊師
●06.28 輪読座「世阿弥を読む」第3回
○06.30 「妨害運転罪(あおり運転罪)」創設
○06.30 香港「国家安全維持法」施行
●07.04 風韻講座十八座夕星座 仄明書屋 小池宗匠による北原白秋歌話
○07.04 九州記録的豪雨
○07.05 東京都知事選小池百合子氏再選
◎07.08 1746夜『状況に埋め込まれた学習』ジーン・レイヴ&エティエンヌ・ウェンガー
●07.11 多読ジム工冊會 Season3に向けて指導陣が集う
●07.13 多読ジムSeason3開講 エディション読みは『宇宙と素粒子』
○07.15 大相撲 栃煌山引退
○07.16 藤井聡太七段最年少タイトル
◎07.22 1747夜『うしろめたさの人類学』松村圭一郎
●07.23 第5回師範IS&IS講 2日間に渡ってオンライン開催
●07.25 エディットツアースペシャル2020夏 本楼から皮切り
●07.26 輪読座「世阿弥を読む」第4回
●08.01 角川武蔵野ミュージアムプレオープン一部公開
●08.01 33[花]花伝敢談儀 コロナ禍で師範代を目指す放伝生
○08.02 大相撲七月場所 照ノ富士(前頭17枚目)優勝
◎08.03 『探求型読書』編集工学研究所(クロスメディア・パブリッシング)
◎08.04 1748夜『子どもの本のもつ力』清水真砂子
◎08.12 1749夜『ニッポン戦後サブカルチャー史および深掘り進化論』宮沢章夫・NHK制作班
★08.18 多読ジム三冊筋プレス連載始まる 稽古成果が記事になる
●08.20 Hyper-Editing Platform[AIDA]オールスタッフキックオフ会議
●08.22 物語講座第十三綴 師脚座 小濱有紀子が「創師」として登板。
◎08.25 千夜千冊エディション『物語の函 世界名作選I』(角川ソフィア文庫)
◎08.26 1750夜『益田勝実の仕事』益田勝実
○08.28 安倍首相辞任表明
●08.28 松岡正剛「千夜千冊の秘密」トワイライトの代官山から3時間ソロトーク
●08.30 輪読座「世阿弥を読む」第5回
◎08.30 『才能をひらく編集工学』安藤昭子(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
○08.31 としまえん閉園
◎09.14 1751夜『ヒップ』ジョン・リーランド
○09.16 菅義偉首相就任
●09.21 第75回感門之盟Edit Japan2020 ハイブリッドで2日間開催
★09.21 各地から感門之盟速報エディスト 2日間で30本、7000views
●09.27 輪読座「世阿弥を読む」第6回(最終回)
アイキャッチ画像:9.21 20周年感門之盟Edit Japan2020
エディスト・クロニクル2020 #02 オンラインに感じるトポス
エディスト・クロニクル2020 #03 ハイパー・メディエーションに向かって
Back Number 2019クロニクル
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
写真家研究とモンタージュで写真を深める【倶楽部撮家:25秋募集】
倶楽部撮家 第2期生募集! 多読アレゴリア「倶楽部撮家」の第2期目は、「写真家研究」と「モンタージュ」を楽しみます。第1期目の夏シーズンは、自身の幼な心を起点にして、まずはシャッターを押してみることを試みてきました。次 […]
こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました 第2弾
こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
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【本楼紹介】世界一大きな躙り口?井戸のような書棚空間「井寸房」
松岡正剛の蔵書を配架しているゴートクジISIS館内「本楼」(東京都世田谷区)には約2万冊の日本に関する本が並んでいます。普段、一般公開されていないこの「本楼」の一部を特別にYouTubeイシスチャンネルでご紹介します。 […]
コメント
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2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。