マンガにおける短詩系文学といえば四コママンガということになるだろう。四コママンガに革命をもたらした最重要人物の一人である相原コージは、そのものズバリ『漫歌』をものした。
ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。vol.20の問いは、「決め方、どう決める? 「みんな納得」はありえるか」です。
日本でもアメリカでも国政選挙の秋ですが、選挙や「決め方」になんとも言えない違和感があるのは、なんなんだろう?
前回の続きから宇野重規さんの『民主主義とは何か』と、吉田徹さんの『くじ引き民主主義─政治にイノヴェーションを起こす』を合わせ読みします。
変態紳士・ルソーの一般意志って一体なに!?!?
「みんなが納得」ってあり得るの?
ヒントはイワシの群れ?
代表者が代表してくれてる気がしないモヤモヤ、どうしたらいい?
くじ引きで憲法評議会の委員を決めてる国があるってマジですか!?
民主主義とは?前回からの4つの問い・・・①代表者が”代表”できてますか?②選挙って果たして民主主義か?③民主主義ってベストなのか?④公共善って果たして何なの?/ルソーという人。変態紳士?傷付きやすい人?/ルソーのいう特殊意志、全体意志、一般意志の違い/一般意志という大義名分の危うさ/いいTEAMとは何か―自己組織化するイワシの群れを例に/「みんな」の境界線はどこにある?問い続けることの重要性/チャーチル「民主主義は最悪の政治形態といわれてきた。他に試みられたあらゆる形態を除けば」/理念と制度を分けて考える/ポピュリズムに対するカウンター くじ引きという選択肢(例:アイルランド、フランス)/日本の裁判員制度/くじ引きに対する反応に隠れるエリート主義/ウメコの疑問「選挙は、能力によって人を差別している?」/この決め方で「大丈夫?」重ねる手数の多さこそ、くじ引き民主主義のミソ/はるにゃ「わたしたちは自然言語に頼りすぎてないか?例えば、数学を持ち込めないか」/決め方、どう決めるという民主的状態へ
▼後田彩乃師範代によるラジオ図解画像
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▼「決め方、どう決める?」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
(1)『教室を生きのびる政治学』岡田憲治(著) 晶文社 2023
(2)『民主主義とは何か』宇野重規(著)講談社現代新書 2020
(3)『くじ引き民主主義─政治にイノヴェーションを起こす』吉田徹(著) 光文社新書 2021
(4)『「忘れられた日本人」をひらく─宮本常一と「世間」のデモクラシー』若林恵、畑中章宏(著)黒鳥社 2023
(5)『なめらかな社会とその敵─PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』鈴木健(著)ちくま学芸文庫 2022
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ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
1~3件/3件
2025-12-10
マンガにおける短詩系文学といえば四コママンガということになるだろう。四コママンガに革命をもたらした最重要人物の一人である相原コージは、そのものズバリ『漫歌』をものした。
2025-12-09
地底国冒険譚の主人公を演じ切った幼虫と灼熱の夏空に飛び立った成虫、その両方の面影を宿すアブラゼミの空蝉。精巧なエンプティボックスに見入っていたら、前脚にテングダニの仲間が付着しているのに気づきました。
2025-12-02
{[(ゴミムシぽいけどゴミムシではない分類群に属している)黒い星をもつテントウムシに似た種]のように見えるけど実はその偽物}ことニセクロホシテントウゴミムシダマシ。たくさんの虫且つ何者でもない虫です。