【ほんのれんラジオ:恋愛6】ディカプリオが金髪水着モデルばかりを選ぶ理由?スウェーデン発のコミックエッセイ『21世紀の恋愛』を読んで、資本主義社会で恋愛が難しくなった理由を考えた

2025/03/02(日)08:04 img
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ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!

イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。

 
ほんのれん vol.23の問いは、「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」です。

5冊目にご紹介するのは、『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳)。

なぜ現代人は恋に落ちづらくなったのか?

編集長もお気に入りの一冊を読みながら考えます。

 

エピソード目次 
 
恋に落ちるの難しい/理性のブレーキ、時間のセーヤク/ラブライブには勝てない/別れられないモンダイ/恋の選択肢が増えた/直感派・合理派/科学の発展で・・・/消費者マインド「損したくない」/恋愛リアリティーショーでの”たばこ”/fall in love in 消費者社会/エゴ・自己像が崩れていく恐怖/武勇伝のための恋愛/男性性の権威を振りかざせる場所が”性”だけになった/憲法の授業で「好きなタイプは?」/ジェンダーロールの内面化/ビヨンセ問題/コントロールしなさいは、能力社会/能動態と受動態のあいだにあるもの/惚れるってどっち?/何かに乗っかる/恋はケバブとして焼かれ続けること/自意識/恋に落ちる=自己の死?
 

 

▼今月の旬感本

 

▼「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」を考える 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!

・『図説「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)ステファニー・ボンヴィシニ(共著)樺山紘一(日本語版監修) 大塚 宏子(訳)原書房 2009

・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著) 創元社 2023

・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳) 講談社 2000

・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社 2023

・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳) 花伝社 2021

 

 

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/