『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

【速報】
ほんのれんラジオ、noteを開設しました!
こちらのページでは、これまで遊刊エディストではお見せできなかった「旬感ノート」の見開きページをしっかりとご覧いただけます。紹介した本のタイトルやリンクも充実。ぜひご覧ください。
本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました!
2024年8月のテーマは「スマホ中毒 人間拡張or人間縮小」です。京大元総長・山極寿一さんは、スマホをどう考える?
※ほんのれんラジオはPodcast番組です。以下のリンクをクリックすると、音声が聴けます。
出演:ほんのれん編集部 ニレヨーコ、はるにゃ、おじー、ウメ子
▼紹介した本
『スマホを捨てたい子どもたち: 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方 (ポプラ新書 や 8-1)』山極 寿一(著) ポプラ社 2020
▼ほんのれん今月の旬感本
『ATTENTION SPAN(アテンション・スパン) デジタル時代の「集中力」の科学』グロリア・マーク(著) 依田卓巳(翻訳) 日経BP 日本経済新聞出版 2024
『僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた』
アダム・オルター(著)上原 裕美子(翻訳) ダイヤモンド社 2019
『習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか』
ラッセル・A・ポルドラック(原著)神谷之康(監修)児島修(翻訳)
みすず書房 2023
『人類を変えた7つの発明史 火からAIまで技術革新と歩んだホモ・サピエンスの20万年』Rootport(著) KADOKAWA 2024
▲旬感ノートより
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ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-10-15
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2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。