中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
6月に創立20周年を迎えたイシス編集学校の8月は、全国の師範代とともに、全国に編集の風がさわやかに舞う1ヵ月になっています。それでは、8月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2020年8月】
2020年8月1日(土) 第33期 花伝所 敢談義
放伝して師範代になろうとする方々が参加する1日プログラムである敢談義が開催される。花伝師範、番期選考委員会(学林局、学匠)が総出で、グループ・ディスカッション等をサポート。
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2020年8月1日(土) 角川ミュージアム プレ・オープン
松岡正剛が館長を務める角川武蔵野ミュージアム(埼玉県所沢市)がついに一部公開となり、プレオープンセレモニーが行われた。
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2020年8月2日(日) エディットツアー
【本楼スタジオ】[破]る編集の魅力/喝破・打破・走破! 編集BREAK祭 /原田淳子・渡辺高志
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2020年8月3日(月) エディットツアー
【EX山梨】なるほど・ザ・編集!それいけポンカン富士山指南祭 /宮川大輔・内田文子・上杉公志
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2020年8月5日(水) エディットツアー
【EX仙台】「いずい」がしっくり!仙台七夕編集祭 / 菅野祥子、森由佳、葛西淳子、未知奥連
2020年8月8日(土) エディットツアー
【EX軽井沢】秘めてるかるいざわざわ 編集Groovy祭/中原洋子、浅羽登志也
▶ 関連記事「軽井沢の森で、lightでdeepな編集稽古」
2020年8月8日(土) エディットツアー
【本楼】ほんのまつり / 寺田充宏

2020年8月9日(日) 44[破] 突破のための課題提出締切日
▶ 関連記事「施錠のなごりは次の鍵穴を連れてくる」
2020年8月10日(月) 14[離] 受付開始
11月21日から、第14離が始まります。突破者のみが進める世界読書奥義伝。お申し込みはこちらから。
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2020年8月11日(火) エディットツアー
【EX金沢】くるまっしー金沢編集100万石祭り/中川将志、八田英子
2020年8月15日(土) エディットツアー
【本楼スタジオ】(子ども編集学校)
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2020年8月16日(日) 風韻18座閉ぢ
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2020年8月16日(日) 45[守] 卒門のためのお題提出締切日
4ヶ月38題の全てに回答することが卒門条件。卒門を果たすと破講座に進む資格を得ることができる。
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2020年8月18日(火) エディットツアー
【EX名古屋】編集はええで、やっとかめ!ナゴヤやつし祭/久野美奈子、小島伸吾
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2020年8月20日(木) エディットツアー
【EX横浜】いざ鎌倉!地口でエディット ハマの女神と編集祭/小川玲子、大塚宏
2020年8月22日(土) 物語講座 第十三綴 師脚座
2020年10月12日(月)に、技法研鑽コース[遊]の、物語講座がスタートする。次期指導陣が一堂に会するのが師脚座。
▶ 関連記事「良き読み手を育てたい [遊]十二綴・師脚座」

2020年8月23日(日) エディットツアー
【EX京都】はんなり編集しはっておおきに祭 /福田容子、阿曽祐子、梅澤奈央
2020年8月23日(日) エディットツアー
【EX福島】しなこくエディット!モモ・サケ・フクシマいやんべ祭/原田祥子、鈴木康代、未知奥連
2020年8月27日(木) エディットツアー
【EX大分】梅園・温泉・磨崖仏 いいちこ!大分編集踊り / 田中さつき、松永真由美、篠原郁恵、日浦健、石井梨香、品川未貴、三苫麻里、九天玄氣組
▶ 関連記事「咸宜園・温泉・摩崖仏 いいちこ!大分編集踊り」
2020年8月29日(土) エディットツアー
【EX沖縄&高知】黒潮エディット、なんごくさま祭 / 真武信一、萩原雄三、清水伺名子、渡會眞澄
2020年8月30日(日)第5回 輪読座
イシス20周年記念となる今年の輪読座のテーマは「世阿弥を読む」。 第5回は『申楽談義』を読む②。
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過去のDO-SAY
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
【田中優子の学長通信】No.12 『不確かな時代の「編集稽古」入門』予告
この表題は、もうじき刊行される本の題名です。この本には、25名もの「もと学衆さん」や師範代経験者たちが登場します。それだけの人たちに協力していただいてできた本です。もちろん、イシス編集学校のスタッフたちにも読んでもらい […]
田中優子の酒上夕書斎|第五夕『苦界浄土』石牟礼道子(2025年10月28日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 さて、11月は待望の「本の祭典」月間がやってきます。11月2日は福岡で、11月23日、24日は東京・豪徳寺で、 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
【プレスリリース】本好き必見:松岡正剛の郷読&多読 2大ブックフェス開催!11月、東京と福岡で「本の祭典」——九州は田中優子トーク、東京は6万冊の本棚空間で古本市&ライブトークをイシス編集学校が初開催
本を読むだけでは終わらない、本の新たな可能性をひらく読書の祭典へ——。 イシス編集学校は、11月に福岡と東京で本好き必見の二大イベントを開催します。校長であり編集工学者の松岡正剛の読書術を活かした「郷読」「多読」の祭典で […]
コメント
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2025-10-29
中二病という言葉があるが、この前後数年間は、”生きづらい”タイプの人にとっては、本格的な試練が始まる時期だ。同時に、自分の中に眠る固有のセンサーが、いっきに拡張し、世界がキラキラと輝きを放ちはじめる時節でもある。阿部共実『月曜日の友達』は、そんなかけがえのない瞬間をとらえた一編。
2025-10-28
松を食べ荒らす上に有毒なので徹底的に嫌われているマツカレハ。実は主に古い葉を食べ、地表に落とす糞が木の栄養になっている。「人間」にとっての大害虫も「地球」という舞台の上では愛おしい働き者に他ならない。
2025-10-20
先人の見立て力にひれ伏すしかないと思って来た「墨流し」。戯れに、Chatさんに「蝶のスミナガシを別の見立てで改名するにはどんな名前がいいですか?」と尋ねてみて、瞬時に現れた名答に打ち拉がれております。